今月進化したお客様のMINI達

65y ライレーエルフ MKII M/T ハイドロラスティック

バーチグレー

2011年12月

2011年10月

2011年10月26日

ライレーエルフ組付中です。

詳しくはFacebook

2010年12月

ライレーエルフMKIIのドアー回りの部品とビス類である。ビス類はワイヤーブラシで磨いてメカファインコートを施してある。ビス類はすべてオリジナルのもので、すべて再使用できそうだ。
黒いべき部分はサフェーを塗り、黒でペイントした。

ヘッドライトのおかまは鉄おかまである。ブラックの部分はペイントし、インナーボールとインナーリムは、メカファインコートを施す。アウターリムはリベット付きのレア物である。ヘッドライトは何を付けようか迷っているところだが、とりあえずは車検対応ですべて一度組み上げ、いじくるのは後の楽しみに取っておくつもりだ。

塗り上がったウッドパネルにオリジナルの水温計・スピードメーター・OILプレッシャーメーターとメーターランプのS/Wを取り付ける。ライレーのインパネが浮かび上がると我慢できなくなるのでしまっておいた。

高級感のあるライレーエルフだけのオリジナルのウッドパネルは、独特のメーター配置と広いグローBOXが特徴です。

2010年もそろそろ終わろうとする12月23日夜10:30 ブランズハッチの沼田社長からメールが届いていた。遅くまでご苦労様です。

いよいよフェンダーの本熔接に入る前に、フロントパネルの角っこがサビ取りにより穴が開いてしまった部分を切り取り

ここは丁寧に切り継いでくれた。

左のフェンダーである。1発1発とスポット熔接されていく。当時のオリジナルの熔接位置と、その数にこだわるのがレストア屋のポリシーでもある。ボンネットを開け左右のフェンダーのスポット跡は、実はこだわりの部分なのである。フェンダーを交換してあることが一目で分かるのではなく、フェンダーは当時のままのオリジナルボディーと錯覚するぐらいの取り付け方にこだわるのがレストア屋だ。さらに交換したために後で腐ってくるなんていうことがないように、技術と経験が生かされる。

同じくアウターヒンジパネル側も隙間なくスポット熔接される。合わせ目となる部分には、すべてスポットシーラーを塗り熔接される。ウインカーは現物合わせをする。

ボンネットを取り付け、前後左右のチリを確認する。「よしっ。」

ライレーエルフのウインカーASSYを取り付けるパネルも、アンチのメッキの台がボディーと1m/mぐらいのすき間が開くようにボディ側を鈑金してラインを出すのが難しいのがエルフ・ホーネットの特徴である。フロントパネルとフェンダーの熔接は、すべて裏側の折り返しをスポット熔接される。同時に強化にもつながる大切な工程である。

カウルトップとフェンダーも裏からミグ熔接される。この部分、すき間にブランズのこだわりがあることはあまり知られていない。スポットの数も機関銃のように増えている。

左側のフロントフェンダーの取り付けである。まずはスポット熔接する前に、各部をバイスではさみ位置決めをする。

第一段階では、スポットは間隔を開けて止める。

さて、なんでしょうか?見た瞬間に分かった方は、普段こだわってフェンダーを交換している鈑金屋さんでしょうね。

こう当てがうと「ああっ!」と思った方も多いはず。L型の補強がきちんと熔接されているか、ここはMKI〜MKIIIまでのレストアでは譲れないところである。「OVFレスにすると必ずこうやってるよ、ウチは。」というSHOPさんも少ないかも。

このようにスポット熔接される。上側はバイスで押し付けているだけである。オリジナルと同じ付け方にこだわる。

フロントパネル・カウルトップの仮付けが決まると、アウターヒンジパネルとフェンダーをスポット熔接で等間隔で埋めていく。同時にピラー下も、先ほどのL字プレートがスポット熔接されているのが分かる。

カウルトップとフェンダーのすき間である。実にキレイである。この部分の裏側、どうなっているか気になるところだが。

ここはスポットでは加えられないので、穴あけをして半自動で熔接していく。お分かりいただけると思うが、ピタッと隙間なく組まれている。

フロントフェンダーとフロントパネルの接合部分である。こちらもスポットシーラーをはさみ、スポット熔接される。隙間はなくピッタリである。

熔接したところはすぐにサフェーが入る。続いてバンパーリップの取り付けに入る。ヘリテイジのパーツである。ライレーやウーズレーはフロントバンパーが5本止めで、少し大きな楕円の穴になる。オーバーライダーの切りかけは無いのがオリジナルであるが、今はこのパーツを流用するしかないのである。

テープでラインを出して位置決めをし、ライレーの場合は穴の形と角度が平らになるように修正する。

フロントパネル両フェンダーの取り付けも、くるいのないチリ合わせのもと、完了した。ここまで来るまでは何度もフロントグリルを付け、フロントパネルはボンネットの開閉時に傷つかないように、フロントパネル側は5m/mぐらいの隙間ができるように合わせ鈑金する。グリルも個体差がある。

ウインカーASSYも個体差があり、中古でも手に入れ付けると合わずアンチが割れたりする。一台一台ラインが違うほど難しい車である。取り付けるグリル・ウインカーASSYは、ボディーを合わせて、その隙間を均等にすることが一番難しいのがエルフ・ホーネットをどれだけ知っているかだ、と沼田氏は熱く語ってくれたのが印象的であった。

2010年9月

2010年9月7日 近況報告

この状態で完全に寸法出しが終わっているのである。フロントパネルも、バンパーの付くリッドパネルをスポット熔接し、細部のパテ付きが入る直前の状態である。フェンダーは乗せてみただけであるが、ピッタリである。ここまで来るまでが実に大変な作業の連続であるが、その一部始終をお見せしよう。

旧フロントメンバーはプレスが違い、チョークを引くとジェットが当たってしまうのか四角く切り取られた部分も、SUのNEW TYPE 1 1/2 ワンキャブが付くように加工してもらった。キャブはまだ決めてはいないが。

左側はラジエターのルーバータワー回り。そしてインナーフェンダー・ヒンジパネル等、新車のようである。

右側のインナーヒンジパネルです。なんと美しい仕上がりだろう。もちろん、ウォッシュプライマーがふいてある。

キレイに鈑金されたフロントパネルの元の部分と仮合わせをしボンネットを取り付け、寸法を出す。ボンネット・左右のフェンダーのチリも完璧に合わせる。

フロントパネルの製作した部分は点付けされ、左右のフェンダーもバイスで挟みボンネットを閉めた状態にし、ライン・チリを合わせると・・・。
オーッ!バッチリだ!もうライレーの顔をしてる。

裏側も微妙アール。なめらかなライン型でプレスしたものより、味と温かみを感じられる。

トランクヒンジも組み込まれ、ライレー嬢も「ルン!」と言っているようだ。「ミニデイに間に合うかい?」と聞いたら「いつのミニデイ?」と言われてしまった。
となりのADO16のトラベラーは5年目に入ったらしい。どうです、美しいライレーエルフのバックスタイル。早くテールランプを付けてあげたくなってしまう。

ルーフもサフェーが入り、四隅の水抜きも英国仕様のオリジナルと同じ仕上げをしてもらった。そう、ニュージー物は適当に切ってあるものが多い。

シエダードリップモールもサビを取り、一度鉄板まで出してサビ止めをしサフェーをふいてある。

BMC当時の色見本である。当時の色は本当に良い色ばかりです。

今のところバーチグレイ1色で仕上げようと思っていますが、内外装を考えているときが一番楽しい時なんですよね。

方向性も決まり、次号ではこのフロアーが新車のようにピカピカになるところや、オリジナルにこだわる部分と高年式の乗りやすさを融合させた独自のモデファイもご紹介しよう。

2010年5月

なんだかお分かりですか?パッと見て分かった方はエルフ・ホーネット乗りでしょう。そうです。トランクのヒンジと、トランクを開けると上に上がるためのバネの構造です。トランクも少し変形しバネもよじれて、トランク機能がまともではないので作り直してくれたものです。

ハイドロのディスプレッサー付きのサブフレームです。中古でもダメージのない良いものが手に入りましたので、まだ鈑金中のフロントパネルを付け、ブランズハッチご自慢のミニ専用フレーム修正機にて、押されて後遺症の残っていたボディーを引っ張っているところです。
まだ表はデコボコのフロントパネルですが、裏側はきちんと鈑金してくれて、寸法を出してくれてるところです。ボデイー寸法が出たらフロント回りの鈑金に入ります。

2010年5月
ここは左のフロントフェンダー後のドアーヒンジパネル部分です。フロントフェンダーを左右外し、カウルトップの鈑金及び各部の腐りの部分を切り取り、切り継ぎ鈑金が進む。

かろうじて残っているヒンジの補強のインナーパネルです。内側のフロアーの一部まで腐っていた。

スカットルパネル・インナーヒンジパネルも取り去り、腐ったボディーをはいでいくと、ステップ側の下のほうが腐りが進行していたようです。

腐ってしまった部分を切り取ってしまい

錆はかなり回っているが腐ってまではいない。ステップパネルの中は可能な限りサビを取り、防食処理を施す。

まずは内側のフロアーからドアーウェザーストリップの付く立ち上がりの部分を鈑金から作り出し溶接し、オリジナルのカーペットホックも再使用でスポット付けです。しかも回りのフロアーと交換したパネルは、すでに1枚の鉄板化しているからスゴイ。

内側が決まると、まずスカットルのアウター側のパネルを切り継いでいく。

さらに少し多めに鉄板を張っていき

スカットルパネルのアウター側に付く段差を作り、インナー側の製作である。

インナーフェンダーから1枚物でできているタイヤハウスのヒンジパネルの中側がよみがえってきた。ピラーモールの付くところも同時に製作しているところがすごい。

カウルトップも切り取り、腐っている部分まで削り込んでいく。

鈑金が終わるとプライマー入りサフェで処理しスカットルパネルアウターを取り付ける。ピチッと隙間なくスポット溶接されている。

スポットで取り付けているところです。カウルも鈑金が終わりフェンダーとここで合わさる。

外側から見ると実に簡単に交換してあるように見えますが、さらにここからが腕の見せ所なのです。左側はここで一段落。

今度は右側である。同じように腐っているところは切り取っていく。

右側の腐り部分もパーツを手作り、ワンオフで切り継いでいく。

交換した部分です。フロアーの立ち上がり・ステップの前側・ドアーフレームの前下部分です。奥はインナーフェンダー。

こちらは上のほうです。サビを取り、腐ってしまったカウルトップのフェンダーと合わせる部分はミニの程度の良さを表す大切なチャームポイントです。
職人も気を使うところで、パテは使わないところもある。

腐っている部分を切り継ぎ、各部のサビを削り取っていく。

右側もインナーフェンダー・ドアーフレーム・サイドシル(ステップ)が合体し鈑金にめどが付く。

カウルトップの腐っていた部分もパネルを部分交換し、ヒンジパネルのインナー側・ヒンジの補強の付くパネルを仮あわせし、上のほうをバイスでガチッとおさえる。

滅多に見えないところですよ。インナーヒンジパネルはタイヤハウスにスポットで止められ、その天井にはカウルトップの内側にも水の混入を防ぎ強度を増すためのパネルが1本になっている。このパネルの取り付け方しだいで、ドアーのチリ・ガタつき・後々腐ってくる等、重要なところなのです。

ボンネットを乗せて、すべてのチリを合わせてから、最終的にカウルトップを決めてスポット溶接する。

重いドアーの付く重要な部分の鈑金が一段落つくと思いきや

鈑金の終わっているところは錆びないようにサフェを塗り、ドアーヒンジをO/Hしてからドアーのチリ合わせを隙間が均等になるように粘土を詰め、上から下までの隙間も完璧に合わせていく。

フロント側のチリと隙間である。上のヒンジに少々ガタが残るものの、見事なラインである。

クオーターパネルとのチリと隙間にも徹底的にこだわるブランズハッチさん。上の方です。いい感じです。

同じく下のほうもクオーターパネルとのチリと隙間が現代のトヨタ並みになってます。驚き!

ちょっと離れるとこんな感じです。お見事!職人の技が生きてます。余談ですが、MK仕様で本物のアウターヒンジを付ける場合は、スカットルパネルは同じようにヒンジの補強パネルを溶接で付けるのは同じことをやります。さらにドアーの外側の鉄板がペラペラですので、ヒンジの付く裏側にも補強のパネルを溶接しておかなければもちません。

フロントパネルがないとフェンダーは取り付けられません。親方は、またなにやら新たに鉄板を切り出しトップの部分をハンマーと当て半で形付けております。合板で作ったグリルの穴の印を付ける。以前、フロントパネル作ってなかった?最初のは微妙なアールがうまく出せなかったのでやり直し。
その後、もう1台分も作ったので、これで続けて3作目らしい。

切り取り、縁取り部も残して。

なんと当て半とハンマーだけで三欠曲線まで叩き出す。

左右の開口部もオリジナルに忠実に叩き出す。

「どうです、西尾さん。」と言わんばかり。「参りました。今年の浜名湖の前日は死ぬほど酒を飲ませます。」

そして、オリジナルのぶつけてあって腐っていたところを切り取り、新たに作ってくれたパネルと組み合わせると・・・「おーっ、ライレーの顔になってきた。

ボンネットを取り付けフロントパネルをフレームに止めて完璧な位置決めをしないとフロントパネルも溶接できない。フロントパネルが出来上がって、フレームに止めてから左右のフェンダーをスポットで止めて取り付けるわけです。

腐っていた右のクオーターのテール下のバンパーリブと一体のところは、トランクフロアーまで磨いて

パーツを手作りし

鈑金してくれた。

実は左側も同じように腐っていた。トランクの雨モレが原因だが

こちらも切り継ぎにて修理。まず点付けし、次にチャック溶接し1枚の鉄板に。ブランズの変わらない丁寧な鈑金です。

トランクもめくると腐りでハチの巣状態のところが。

こちらも切り取り。「パネルもやり直しといたよ。」と社長。

トランクも完璧に鈑金しサフェが入る。トランクが開いてしまったり締まりが悪いのは、バネが悪さをして古くなるとトランク本体がバネ(棒状のクロスバー)に負けて変形してくるようだとブランズハッチ沼田社長。

実はドアーもサビ取り鈑金をしてくれていて

鉄板むき出してのサビゼロ・腐りゼロに。

特に左のドアーはドアーをぶつけてあって、へこみをパテだけで直してあった。パテをすべてはがし、親方は例によって当て判とハンマーだけでパテを使わないぐらいまで叩いてくれたのであった。

2010年4月

2010年4月8日
ルーフ回りをハクってくれて、ルーフの雨どいもキレイにサビを取ってくれてる。

腐って欠けていた部分も鉄板で切り継ぎをしてある。

反対側も腐っていて、ウェザーストリップを外したらボロボロになっていた部分も切り継ぎにて鈑金。

ルーフ回りはサフェーが入り下地が出来たようだが、他をほじれば掘るほど腐りが出てくる。

腐っていたところは切り取り、切り継ぎ鈑金で作り直し。

クォーターをハクッたらテールの下も腐っていた。

フェンダーは左右とも腐りがひどく

スカットルパネル・ヒンジパネルも中から腐っていたので交換することに。フロントフェンダー・スカットルパネルは部品をお渡ししました。

2010年3月

2010年3月2日
ライレーエルフのフロントパネル製作がかなり進んだようです。黒っぽい色のサフェーを塗ってあります。

ウーズレーホーネットのグリルをあてがい、「こんな感じです。」とイメージを出し画像を送っていただきました。親方が仕事の合間にコツコツと仕上げてくれています。

裏の折り返しの部分も完璧に再現されています。これで完成ではなく、もう一工夫ありますので、またUPします。

2010年2月

2010年2月5日
またまた突然のメールが。ライレーエルフのフロントパネル製作がまた少し進んでいます。
見た瞬間に「オッ!スゲー!」と思いました。
まだ途中ですがイメージは完璧です。ブランズハッチさんの鈑金工場です。
奥はMKIにADO16のトラベラーが。見たところ74yぐらいの最終か。
ボンネットキャッチのところも一度埋めて作り直すという手の込んだ職人技。マーキングは折り返しのラインかな。

裏側です。熔接のあとが良く分かるように撮ってくれたのか、ヘリテイジのラベルも良く見え安心しました。とその前は、オールペイントとレストアをお願いしているアレックのお客様の2000yクーパーですね。グリルとウインカーがまるで違うライレーのフロントパネル。裏の白いところが切り継ぎしたところで、平らな1枚の鉄板で微妙なふくらみをたたき出しているところがスゴイ。この部分はすべて切り取り、1枚の鉄板で製作。ボンネットが止まるフロントパネルの上の部分まで折り返してかぶせて製作している。サルーン用の穴も埋められ、キャッチのつく部分もオリジナルと全く同じに作られているようだ。まだまだ開口部のなめらかなラインの折り返し等、これからが職人の技の見せ所だと思う。

2010年1月

2010年1月25日
フロントパネルの製作に入ったみたいです。新品のライレーエルフのフロントパネルが手に入らず、でしたので、旧タイプのフロントパネルASSY NEWをベースに、フロントをライレー仕様に製作鈑金です。職人の技が期目細やかにライレーの顔を作り始めました。「ちゃんとバンパーが付くようにしといてよ。」

なぜなら、ボンネットが変形していて、フロントパネルも事故歴があり、パテもりで仕上げているところが反れてきている。フロントパネル・両フェンダーを外して交換しながらフレーム修正して、キッチリやり直したほうが良いということになりました。せっかくフロアーは腐り無しだから、AピラーからBピラーぐらいまで修正して完璧にやったほうが安心だよ、とBHのN田社長に言われました。

2009年12月

2009年12月8日
ギア類はボロボロ・ガリガリでした。でも予備は腐るほどあるので、旧ロットはリモートの4シンクロのギアーが付きます。
MKIIIのクーパーSミッションにも出来ます。

T/M O/Hしました。ギア類はすべて交換しました。1000ノーマルにしました。これでミッションはバッチリでしょう。デフもO/Hしました。

使わなかったギアです。捨てます。

E/Gは、一度O/Hした形跡がありました。ピストンはSTDですが、リングがかなり減っていてメタル類がアンダー10です。プラスチゲージで確認したところ、ちゃんとやってありました。OILポンプ・タペット・サイドメタル・ピストンリングは交換しました。

エンジンも組み上がり、オイルキャリー掃除・メクラブタはすべて交換し、クラッチをどうするか。

とりあえずテンショナー付のタイミングチェーンハウジングに変更。ブローバイも取れるクランクプーリーは、1.3iのもの。絶対に壊れないプーリーです。

クラッチもインジェクションのラージシールに。

バレオのクラッチSET 1000用で軽いクラッチにしました。若いときは強化クラッチのみでしたが。

カバーのプランジャー・レリーズフォークもNEW TYPEに変更。フライホイールもNEW リングギアーのものを使い、セルモーターはNEW TYPEにすることにしました。

キャブは1と1/2のシングルにします。ラジエターは1.3i用です。E/Gは元のE/Gを生かしてO/Hし、旧ロットチェンジのトランスミッションを組み付け。

乗りやすさ重視。乗った感じは、フルO/Hした90年頃のミニ1000と同じ感じで、ファイナルは3.44にしました。CVジョイントを組みます。

OILモレ対策KITにもメッシュホースを取り付け

機関的には、出来るだけ後期の部品をチョイスしております。こだわりは、丈夫で長持ち・安心して乗れる、がメインテーマです。

ヘッドは、バルブガイド・バルブステムシール・バルブスプリングをすべて交換し、バルブ研磨・シート合わせ・すり合わせ・面研を済ませたCAM4180・25.5ccものを組みました。

ミニカーを買いましたよ。良く出来ています。ユーコングレーにOEW。

2009年10月

2009年9月26日
アレックもスモークグレイを手放してから寂しくなり、ライレーエルフ MKIIを手に入れました。元色のカンバーランドグリーンです。
かなりヤレてます。手に入れたのは今年の5月です。この画像は7月頃です。この後、沼田オートボディーB.Hへ入れました。

降ろす前のエンジンルームです。いかにも旧ブロック・旧ロット・デスビは45D 4でした。キャブは1 1/2のワンキャブ・オルタネーターにしてあって、ヒーターコックはかなりのレア物。ヘッドのプラグのところの型の感じはクーパーヘッドか?

まずはエンジンを下ろしました。パッと見、’75y〜’76yの旧ロットの1000のコンプリートが積まれているように見えます。仕上げはダイレクト3シンクロがオリジナルですが、4シンクロダイレクトのミッションも持ってますし、でもロットで仕上たほうがはるかに乗りやすいし、エンジンも1000か1300か悩んでいる今日この頃です。メカに相談したら「絶対ロットですよ。それより楽しんで乗ってるなぁと思われるようなライレーに仕上ましょうよ。」と言ってくれたが、これまた難しいテーマを与えられたような気がする。

ボディーレストアのため、暇をみてばらしました。内装がカーディナルレッドなので、バーチグレーにしたいと思っています。イギリスで見て気に入ったからです。

ウッドパネルは表面のクリアーのヒビ割れがひどく、パラパラはがれるくらいでした。

いっそのこと、全部はがしちゃえ、と思ってカッターナイフを使いボチボチはがしました。

つまみもはがしました。

木目の表面をタオルでから拭きしただけで、なんとなく下地が良い感じになりました。

今日は天気も良く、忙しい1日だ。夜はミーティングか。

左は明日納車のアストングリーン・中央はK氏のブラックミニ・右はO氏のブルーイッシュスモークグレイ・後ろの黒のキャブクーパーは、ロイヤルチェックも終わり納車待ちのI氏のミニ・右のブルーが密かに製作中のタヒチブルー

2009年10月20日
ライレーエルフMKIIオリジナルメーターです。ミニでいうMKI時代のオリジナルメーターと同じです。センターがバームクーヘンのようになっているのがMKIメーターである。今回、日本計器さんにK/m表示とO/Hをお願いして戻ってきたところです。これで車検対応です。

2009年10月24日
ワイパーモーターのエナメル線の断線がないか。

ガイドは減ってないか、ブラシはあるか、ちょっと気になって点検・グリス詰め替え

各ギアもギアBOXも程度は良く、安心しました。

コツコツパーツを磨いたり、テールをばらして組んだりしています。色はバーチグレーかアリアンカベージュのどちらかだな・・・まだ迷ってます。

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