今月進化したお客様のMINI達
67y ライレーエルフ MKIII M/T
ハイドロラスティック ユーコングレー/バーチグレー
2010年2月 |
2010年2月6日 |
フロントはお金がかかっていて、ドライブシャフト・アウタージョイントを交換しディスクブレーキに変更してある。インナージョイントもCVジョイントである。 |
キャリパーもロッキードの文字入りのクーパーS’と同じものです。ステアリングラックはNEW TYPEなのでB/Sの交換はラクである。 |
リヤもMAXに八の字になっていたリヤネガティブを0°に合わせ、タイヤ4本を新品に交換する。リヤドラムはSドラムになっている。 |
ミッションマウントはちぎれていて、各ステイ類・マウント類もそろそろ交換した方が良い状態ですので、最近は中間ステイも良いものが出ているのでラクです。 |
マフラーマウントはすべて交換。ステイも前後とも交換しました。 |
中間は、角マウントがちぎれマフラーがぶら下がっておりました。外したステイは見た目は錆びてますが、長さの継ぎ足し・補強も熔接でこしらえてある。 |
左側が強化のロングタイプです。今は良いものがあります。右は従来のリヤステイの強化タイプです。 |
フロントはA/Jテンションロットに1.5°のネガティブが入っている様子。 |
ステアリングラックB/Sとエンド交換。ラックには89yと書かれている。89y頃にフルレストアして今の状態に仕上げたのかもしれない。 |
LUCASイエローコード チャンピオンプラグCAPはヴィンテージ派ならではのチョイス。アレックも昔は同じことをしていたが、途中で面倒になりウルトライエローコードを作ってもらったのでした。というのは、コードは切り取り・キャップはねじ込み式で、風圧でコードが揺れネジがゆるくなると、7〜8m/m切ってまたねじ込むなどということを年に1度、ポイントを磨きながらデイスビ側のコードをチョコンと切り、ハンダを使いまたビス止めしないとすぐ接触不良やリークにつながるというコードです。分かっていても好きな人はLUCASイエローコード・そんなの面倒くさいという方はウルトライエローコード、そんな感じですか。短くなってしまったコードは、例えば1番が短くなっても3番とか4番に使えるし、中は銅線で意外と長持ちする。 |
切り売りのコードを買いまたよみがえる、カッコだけではなくメンテが楽しくて仕方がない方向きです。そうでもない方は、ウルトラコード アレックオリジナルイエローコードにグレイCAPがオススメです。LUCASコードが良いとなると、当時はプラグCAPもチャンピオンからいろいろなタイプが買えたが、今はなかなか難しいレア物も多い。これを読んで、インジェクションに乗ってる方で「自分もLUCASイエローコードにしてみようかな。」なんて思った方もおいでになると思いますが、純正のノーマルコードよりは良いが、手入れが必要でCAP類・金具類、しかもプラグ側とデイスビ側・97y以降はコイル側も必要になり、全部そろえて2〜3万円になるかもしれませんし、あまり意味はないと思います。 『MENU』の『PartsList』の『ALEC ORIGINAL PARTS 』の下のほうにプラグコードがあります。 |
2009年12月 |
2009年12月6日 |
本日のご予約は、M氏のライレーエルフMKIII。先日、変な音がすると来店されました。 |
ちょっと覗いてみると、ベルトがプーリーの中に陥没していた。 |
MKI〜73年ぐらいまでのミニは旧タイプで、ラジエター外しは手間がかかる。 |
同じ物を探して、BMCグリーンにペイントしてご用意しておいたクランクプーリーです。 |
ラジエター回りをすべて外す。ウォーターポンプは漏れ・ガタなし、ロアーホースもまだ使える。 |
外したプーリーは金属疲労でリベットの回りから亀裂が広がった感じです。亀裂している鈑がガチャガチャ鳴っていたようです。 |
クランクプーリーとロックタブ。これでしばらく乗れると思いますが、パーツは中古です。基本的にベルトの張りはゆるめが良いです。回転が上がれば張ってきますので。 |
エルフMKIIIのオリジナルのメーター回り。ユーコングレー(GR7)/バーチグレー(GR3)のMKIIIの内装はすべてレッドですが、MKIIの場合はパウダーブルー・ドーブグレーが選べたようです。 |
作業も終盤に入る。このライレーは、ウォータープルーフも万全です。 |
ただいまアイドリング中です。結構手の入ったエンジンルームですね。 |
洗車をしてあげてキレイになったので、ライレー嬢にカメラを向ける。イイ顔してますね。 |
上からが、また良いですね。 |
バックスタイルも美しい。 |