今月進化したお客様のMINI達

『 91yキャブクーパー1.3 』

ワンオーナーカー

2011年4月

2011年4月27日
約一月かかりましたが、キャブクーパーが戻ってきました。ビカビカです。

フェンダーやボンネット・トランクは剥離が必要で少し時間が掛かってしまったわけです。

左のドアは錆びも少なく良かったですが、右ドアは、切り継ぎ板金になり、ドアーフレームも腐りがありましたので板金しました。
トランクも剥離、というより元々総剥離した方が良いようなミニでしたが、出来るだけ部分剥離でお願いしました。

2011年4月29日
いよいよ納車の時を向かえた。ドアミラーはTEXのメッキに交換、ゴム類は、F&Rのガラスウエザーストリップ、メッキモール、クォータガラスのウエザーストリップなどを交換したが基本的にフルノーマルの状態を保つ。

バックスタイルは5.35J モールレスOVFとVALTAIN 5J/12+048が絶妙なツライチを実現しているが、他はノーマルの状態をキープ そう、内外見より足回り、ドラポジにこだわるTO氏のこだわりのキャブクーパーとも、20年近いお付き合いになりました。

今回のように何事も無かったように綺麗に塗装をやり直し又今まで通り乗るのもオシャレなミニ乗りのお手本とも言えるのではないかと思います。

2011年3月

2011年3月27日
ワンオーナーカーのキャブクーパーも細部に手を入れ走りは抜群だが、ボディの塗装の痛みは酷くちょっとやれたよい感じを通りこしてきた。ここでTO氏、オールペイントをすることになりました。腐りにくい年式とはいえ、クリアーがくもり、すりガラス状態に部分的にこうなっている方多いのでは。

フロントガラスを外すと、ウィンドゴム下がくさりが出ていた。
ボンネットのクリアーは侵されてしまっている。
カウルトップに変なラインの跡が出てくるのもこの年代の特徴である。

ルーフもクリアーがボツボツと丸い浮きと剥がれが発生。
打ち合わせたのは2月で、本日からスタートしてミニデイin筑波に間に合わせる予定でしたが、ミニデイ中止にもめげず予定通りオールペンは先を考えておきたいとオーナー。

ドアーも上の方がクリアーがくもってしまっている。全てが紫外線の当たるところから痛みが進行してきた訳ですが、約20年前のミニですから仕方がないでしょう。

2010年9月

走るのが好きなN氏、とはいっても普段は国産車に乗り、ミーティング・イベント、特にジムカーナーやサーキット走行が好きなオーナーである。

「ツインキャブにしたいと思う。」と相談に来られたのが7月のアレックスブラザースミーティングの日。ツクバのヘアピンを3rdで走ると、第2ヘアピンを抜けた後の加速が悪くタイムも上がらないとのこと。ノーマルミッションなので、2ndで進入すると高回転になりすぎるので3rdで回っている方も多いはず。

エンジンもいたわれるし、掛ける負担も少なく済む。希少なワンオーナーカーのキャブクーパーですから。アレックも一度乗せてもらい、3500回転〜5800回転の加速はバツグンで良く回る・速い・パワーバンド手前の3000回転以下が特にもたつく。もちろん街乗りでは何の問題もなく良く回るエンジンだが、ツクバのバックストレッチは3rdで回ると3000回転以下まで落ちてしまう。ここでN氏はベタ踏みで立ち上がろうとするが、なかなかふき上がっていかないのでツインキャブにすれば良くなるだろうという考えのようだ。その辺に転がっているキャブを見ながらSUの仕組みと操り方の説明をすると、回転が落ちてるときのベタ踏みは間違いだったことに気付き、少し乗り方(長年のクセ)を変えてみることに。

というのは、インジェクションも同じだが、SUは低回転でベタ踏みしてもバタフライが全開になるだけでサクソンチャンバーは下がったままである。チャンバーをシワーッ上げるアクセルワーク、チャンバーが上がりガスが濃くなっていくわけなので、バタフライとチャンバーの息の合った作動を、アクセルワークをミリ単位で踏み込んでいってあげることが重要です。パワーバンドあたりからさらに踏み込んでいくと、その先の上の方の回りもさらに良くなる。これらはアレックが長年ミニに乗っていて自然に体感でやっていることです。インジェクションを低速でベタ踏みしても反応が遅れるのも同じである。インジェクションほどミリ単位のアクセルワークが必要になる。なぜなら、ベタベタアクセルを踏むとマニホールドからあまったガソリンが流出してしまう。これをためておくのがフューエルトラップである。

ここが詰まったりすると故障の原因になるので、定期的にエアーガンを弱く出るようにし、掃除をしなければならない。間違ってもマニからフューエルトラップを使わずにシリコンホース1本でECUに差し込むなんてことはやってはならない。パイプの差し込みのところはMAPだから、ここにガソリンが入るとコンピューターは必ず壊れると思って間違いないと思う。話が長くなってしまったが、アクセルをいかに踏まずに加速していくかをやってみれば分かるはずである。これがM/T・A/T・キャブ・インジェクション問わず、ミニの正しい乗り方なのである。

ということで、ツインキャブ前に123イグニッションを付けて上げることにしました。65Dディスビは1000のフルトラ化やノーマル1.3キャブには最適だが、このチューニングエンジン・ノーマルミッション・ノーマルデフでは、もはやデスビは役不足と考えたからだ。昔はエンジンをチューニングしたらアルドンデスビとかにしたり、クーパーSデスビにしたりしたもんですが、今は123イグニッションがあるから早速取り付け。メカも慣れたもので、設定はFにしたそうだ。

取り付けが終わり試運転。続いて「N氏もじっくり乗っておいでよ。」ということで走りに行った。クーラー無しのキャブクーパーであるが、戻ってこられ低速のトルクが上がったと喜んでおられた。これで慣れたら次はツインキャブも意味はあると思いますよ。

2010年2月

車検を向えたトシのキャブクーパー。外装はヤレてきたが、走りはバツグンの1台。タイヤも街乗り用のタイヤと48R(ジムカーナー用)と、VALTAIN 2SET持っている方です。ワンオーナーカーの1台です。

2009年10月

2009年10月3日
ジムカーナーをもう少し気合を入れたいということで、サーキット走行用の足回りセッティングからジムカーナー1300ノーマルクラスのレギュレーションマスターに変更することに。もっとペッタンコにしたいとN氏。アレックも乗ってみたが、なかなか良いではないか。充分低いし。
N氏はビルシュタインはあまり下げられないので(パンクしやすくなる。)ショックをショートストロークのものに替えて、もう少し下げたいという。
そんなN氏の要望も踏まえ、低予算で高効果を探る。

そこで、メカと協議の結果、ビルシュタインを生かし、そんなに下げなくても良く曲がるようにトータルバランスを見直すことにしました。
以前、ホイールをぶつけられた時に付けたリヤネガティブKITも調整し。

ショック1台分浮いたので、延長ロアーム1.5°にエイボンバーのB/S・ブロスガレージさんのA/JテンションロットにコンペB/Sを使用して、B/Sのたわみも重要なポイントとし、キャスター角の見直し・トウの見直しで、シャープでクイックにすることで落ち着きました。

4ポッドは元々レース用なのでサーキットでは問題はないが、ロックまでハンドルを切るとテンションロットに当たり、一般の車庫入れやジムカーナー向きではない。
そこで12インチのブレーキローターのNEWに交換し、キャリパーはノーマルキャリパーVALTAIN PAD、フロントが効きすぎるブレーキもうまくリヤブレーキを使うように。ちなみにリヤのライニングはプロμのハードタイプが付いている。
OILクーラーを付けたら油温が10℃下がったので、さらにアンダーガードも外して欲しいとN氏。もちろん、エアコンなんて付いていない、キャブクーパー乗りらしい発言である。

2009年4月

今年のミニデイはOILクーラーを付けて行きたいとTO氏。ちょうどあった幅狭の10段をロングホースでフロントパネルの右端に付けることに。

ホースが少し長いので、コイルを付け直しました。

インナーフェンダーにナッターを取り付けて、ビスで取り付け。OIL交換時の脱着も楽に出来るように取り付け完了。

2008年2月

2008年2月7日
VALTAIN TYPE-R 12インチ ゴールド 新品で最後の4本SETをゲットしたのはN氏。もう1SETジムカーナー用に持っていたいということで、タイヤは048Rを組んでご用意。バランスもバッチリ取りました。

2004年12月

N氏今回は前回の続きで足回りの修理。その後ノーマルで走っててもらいました。
というのは、すれ違いでぶつけられOVFは割れ、ホイールもめくれてしまったN氏。
足回りの修理を済ませOKならタイヤをはきかえる為に来店。

5.35JをブラックにペイントしてタイヤとVALTAINゴールドを組み込んで用意。

K&Nエアークリーナーキャブクーパー用と中にファンネルを内蔵すると低速トルクが大幅にアップする。
カルテも13年分の記録になってます。

2004年1月

2004年1月11日
ワンオーナーのN氏、車検を向かえた。渋いいじり方のN氏のキャブクーパー、外見はおとなしい感じもするが足回りに特にクオリティーUPをはかるオーナーである。

ロングストロークラバーコーン、VALTAIN TYPE-Rショック、プロジェクトμのリアシューASSYと既に取り付け済みのキャブクーパー。

エンジンそのものはノーマルだが、アレックミニイエロープラグコードにアーシングを施してある。
I/Gコイルもワコーのシルバーに3Ωの抵抗がつく。

2003年9月

9月7日ロイヤルチェックの予約で現われたトシのキャブクーパー 91y7月アレックで新車で買ってくれてからもう13年目に入る。

エンジンはオリジナルを保つがアーシング、プラグコード等は良く気を遣っている。

KADの4POTベンチレーテッドディスクはもう2個目。パットをμ NSに交換。

ちなみにタイヤはA048RホイールはVALTAIN
点火系とブレーキに気を使う、通なMINI乗りである。