今月進化したお客様のMINI達

『95y MK9 クーパー1.3i M/T MKIII STANCE』

2009年8月

UPは久しぶりですが、点検にはきちんと来られているK氏のミニ。2009年8月21日 ロイヤルチェックで入庫である。今回、ショックがギコギコ音が出ているため、前オーナーの時に付けていたSPAXからKYBのガスショックへ交換することに。と思ったら、試運転でコイルの底つきが感じられる。10年以上前のコイルがヘタって、サスの役目をはたしていない、そんな感じでした。ということで、ラバーコーンに戻すことにしました。

フロントには新品の純正ラバコンを組み

ハイローKITもO/Hし、再使用。

アッパーアームは、もちろんO/H

ハイロー・アッパーアームのO/H後、NEWラバーコーンを組むフロントサス。

取り付け完了

テスト走行及び足回りの調整も終わり、少し高めの車高で納車。

2007年1月

2007年1月20日
出張に行くとお土産を持ってきてくれるK氏。朝の打ち合わせを済ませ、あとは世間話。
今回はセーフティーチェックを向えたが、悪いところは特に思い浮かばないおっしゃる。スーパーパワーフローHKSのミニ1.3i専用のスポーツクリーナーに交換して欲しいということで、ご用意。

お預かりしたミニ、まずは一回り。そこで、すべてのS/W類や計器類の確認をしながら、異音や足回り・ブレーキ・クラッチ・サイドブレーキ・S/T状態・踏みしろ・効き具合等を確認し、帰ってきてジャッキUP。タイヤを外す前に、ハブB/gのガタを4輪ともチェック。さらに、下回りをメガネレンチ等を持って作業灯を当てながら隅々まで、クラック・亀裂・ガタ・ゆるみ・足回り・ブーツ類・フレームマウント・マフラー回り・配線・配管回りと、じっくり確認してから作業に入る。アレックのセーフティー・ロイヤル・車検、すべてこの儀式からスタートします。

エンジンルームもキレイで、ノーマルエアークリーナーケースを記念撮影。走行も、実走行で今日現在35.,157K/mと少ない。前オーナーのおかげでもある。

走行中にキュッキュッと音が出るということで、ちょっともったいないがレシーバードライヤーを外し、フレームマウントラバーアッパーをahcの物に交換した。
ここが切れると、ボルトがボディーに触れてキュッキュッと嫌な音が出る。

ちぎれていたアッパーマウントB/Sのノーマル音で、どこのどういう音なのか、すぐ分かるのがミニ屋の基本です。

エンジンルームの整備も完了。HKSスーパーパワーフローも取り付けられ、スポーティーになったエンジンルーム。

MKIIIを演出するメッキパーツが、さりげなく装着されている。このミニは、実はフォグランプにメッキリムが付いている。

このメッキリムは、真鋳にクロームメッキなのでサビも出ないし、60年代の雰囲気を純正フォグで演出するアイテムであるが、あまり知られていないようである。

完成です。

あいにくの小雨ですが、しっとりして良い感じです。

ナローアーチ4.5Jとエイトミニ4.5J+34.12/65をはいた、絶妙のバランスです。

2006年8月

2006年8月22日
さりげなく置かれたMKIII STANCE アイテム K氏のオーダーである。2色テールASSY・サイドマーカー(LUCAS)・リバースランプ・MKIIIエンブレム

ちょうど途中の写真です。右が2色テール もう、お尻の丸みが違うでしょ。そして、その下にはリバースランプが吊り下げ式に取り付けられています。

エイトミニ中黒 4.5J+34の10インチとA032R165ラジアル

フロントは、サイドマーカーをMKIIIの位置にLUCASを取り付け。これが最大のポイント。穴開きMKIIIグリル・オーバーライダー・Fエンブレムが付けられた。

フォグのメッキリムを付けてみました。クラシカルな雰囲気が出ます。ガラスレンズのパークASSY・グリルボタン・ヘッドライトカバーと小ワザアイテムが並ぶ。

続いてナローアーチも取り付け。10インチ化です。コイルスプリング・ハイローKIT・ショックは元のものを受け継いで使用する。

外したノーマルと延長ロアームとA/Jテンションロットです。セッティングはハンドル軽めでコーナーリング良し、というセッティングです。

10インチKIT・VALTAIN PAD・ネガティブKIT・B/S類 オール交換で完了。

10インチKITも安くなりましたね。20年ぐらい前は、部品だけで15万円でしたよ。また、ドラムブレーキからディスク10インチ化は、部品代だけで27万円ぐらいかかったものです。

ほぼ完成。実にスマートで隙の無い落ち着いたミニになりました。カッコイイでしょう。

バックスタイルもMKIIIの雰囲気がバツグンです。ナローアーチと4.5J+34と165タイヤで決まり。VALTAINサイド出しマフラーがバツグンのバックスタイルを演出します。

リヤ ナローアーチとエイトミニ中黒・4.5Jオフセット+34にA032Rでツライチ

フロントはネガティブが効いているので少し余裕が出る。黒いOVFにシルバーモールのイメージで仕上がり。

エンブレムは、リヤはクーパーS MKIIIの物をチョイス。当然、三角パネルはレイランドマークを付けます。

デッキを外し取り付けKITと配線を整理しながら各部をチェックする。オーディオは、デッキから新たにスピーカーコードを引き、4チャンネルにすることに。というのも、渋めのK氏、大人のBOSEが気に入るはず。

リヤシートの下にボーズの絶版 101RDを吊り下げ式に固定。自動車用に作られた置き型であるが、シートの下で目立たなく低音が出るはず。

BOSEのロゴが粋なスピーカーです。ノーマルスピーカーは生かしの、ボーズ101RD追加による4チャンネルサウンドも、なかなかおつな物です。

翌日、8月25日 蒸し暑い曇りの天気の日だが、両ドアーをいっぱい開けて何をやっているかというと

室内の大掃除をやっているところです。ボーズのスピーカーはこんな感じでピタッとはまります。ノーマルスピーカーを生かし、もう2チャンネルを新たに引き、リヤスピーカー4チャンネルというスタート。今後も進化できる仕様だ。結構イイヨ!

ステアリングはモトリタ13インチ ディッシュ丸穴にポリッシュのボス。センターモチーフはMKIII オリジナルのセンターモチーフを付けた。シフトノブはウッドが良いということでモトリタ製を付けた。

VALTAINフロアーマット グレイ/赤パインピングが良く合うと思いひいてみた。

なかなかこういうショットは撮れないので、じっくり見てください。

VALTAINのロゴも誇らしげに見えます。

レイランドマークも取り付け。これでさらに雰囲気が出る。

リヤエンブレムはMKIIIクーパーS

純正フォグのくせにやけにどっしりして見えるのは、メッキリムの効果絶大です。真鋳製のクロームメッキだから錆びない。たしかグリフィンの製品だったと思う。

エンジンルームも整備が終わり、試運転を行い不具合無しを確認した。

オルタネーター70A・アーシング・ウルトライエローコードが取り付けてあるこのミニは、大変調子が良い。

リヤウインドモールも交換してすっきりしました。

レバー付ライトS/Wに、さらにアレックオリジナル ラバー製のS/Wエクステンションを付ける。これが、ライトのON/OFFが楽になる優れものです。

メッキワイパー・メッキガラスモール・ポリッシュのボスが美しい。

メッキドアーH/DとMKI〜MKIII クーパーS用トランクH/Dの同じキーで全部開閉できるSETである。

やはりMKIIIのトランクハンドルはこれでなきゃね。アンティーク以外の何物でもないが、実際、このハンドルは握りやすくやりやすいのです。
さあ、これでMKIII STANCE 完成です。


2006年7月

2006年7月29日
ボディーショップより赤のM/T 1.3i クーパーが戻ってきました。サイドマーカー・OVF穴 すべて穴埋めしてあります。ボンネットも加工が施されております。

ストライプ類・オール剥がしの外回りオールペイントと、ルーフをブラックにペイントしました。各部のサビや腐りも、すべてレストアいたしました。ベリーグッドになりました。

8月は予約でいっぱいで、しばらく手をつけられないので、リフトで上げております。
エンジン・ミッション バツグンのこのクーパー 完全整備済  車検も取ったばかりです。早く欲しい方は、ぜひ見に来てやって下さい。

前オーナーが大切にしていた1台です。色々と走るのに必要な所は手が入っておりますので、素晴らしいMINIになりますよ。

翌日の30日、日曜日。突然現われたK氏。
またMINIに乗りたいけど、なんか良いの有る?ということで、この赤M/Tをお見せして、リフトの上のままのミニを見て、その日のうちにご契約を頂きました。アレックのMKIII STANCEとK氏のイメージがピッタリ。気が合った瞬間でした。今後はこのミニ、完成まではK氏のエボリューションミニということになります。

前オーナーが大切にしていた1台です。メンテナンスは、ここ数年アレックで行なって下さいました。

ホワイトメーター・ウッドパネル・A/C バッチリです。

フロント回りと同様、フルノーマルなオリジナル車です。

これは、永年、ゴムモールを付けっぱなしのミニに多いクサリである。ゴムの中でどんどん腐っていくのです。

でも、ご安心下さい。MKI のフルレストアもやっているアレックです。シル・ステップパネル下側は1本物で交換します。
上側はクサリ部分を切り取りパネル交換。中側にも防食処理をほどこし、完璧に部分レストアします。

純正 OVF をすべて取り去り、クサリが無いかチェック。腐りかけていたピラーモールを外してみると新車のときの手抜きまで発覚。中は塗ってないね。ルーフも白すぎるので OEW にペイントしながら、境目やサビなどを完璧に手直しします。

もちろん、バンパー・ヘッドライトアッシー等、サビの出はじめている部分はパーツを全て外す。
この時点でFガラスも一度外す。とりあえず走れるように、ウインカーとブレーキランプは仮止めでボディーショップへ

OVフェンダーレスのミニ やはりカッコイイですよね。メカと話し合いの結果、MKIII のラリー仕様っぽい雰囲気で仕上げてみようと思います。OVF は全て穴埋め・サイドマーカー穴埋め・MKIII の LUCAS 位置へ変更・ストライプ オールはがし・ルーフは当時の OEW で塗り直す。ドアーミラーはメッキタイプに変更・10インチディスク・VALTAIN PAD・エイトミニ4.5Jの+34 中黒にして、ナローアーチ45Jをあえて黒にペイントして、モール部分はシルバーにして車検対応に仕上げようと思っています。方向性はだいたい決まりました。

良くなりますよ〜このミニクーパーも


2006年2月

今回のオーナーは内外見はノーマルで足回りはコイルスプリング。ほかは電装系と器排気に特に気を使うMINI乗りの中のMINI乗りと言ってもいいのではないでしょうか?

11年目に入ったこの95yクーパー1.3iは実にふけが良くエンジンの調子も良い。大阪から転勤で湘南にこられたK氏
メンテナンス車検はすべてアレックで行う様になってから7年目に入る。

今回はセーフティチェックが以前からマフラーが少しずつくさり始めていた。今回思い切って同じ交換するならVALTAINサイド出しが良いとK氏。
点検中の前後を見てもフルノーマルを保ちながらもクオリティには気を使うオーナーの1人である。
次はミラーかなとK氏。片側がぶらついてきたそうです。だめになったら初めてクオリティの高いパーツをつけるのがK氏のMINIライフです。

エンジンルームは一見ノーマルの様に見えるが、日頃のメンテは完璧でB/Sのガタ、ベルトの鳴りなど無く、オルタネーターは70Aハイパワーオルタネーターにすでに60Aのバッテリーと共に交換済みである。

CDデッキにアレックのウッドシフトノブ、他はノーマルである。

外す前にノーマルマフラーである。一見まだまだ使えそうだが、アレックでは点検のたびにクサリ、クラック等をお知らせしているが、もう限界がきている。

ノーマルマフラーの一番の弱点はリヤタイコの前側のパイプの溶接部である。

アップで見るとかすかにつながっていただけである。

取り付け前のVALTAINオールステンサイド出しマフラー実に美しい。

タイコにはVALTAINプレートとHKSプレートが付く。車検対応である。

早速取付 ビシッと決まる。
更にアーシングのマイナスをトランクルームのマイナスからブレーキパイプにタイラップで止めながらエンジンルームまで引き回す。

リヤテールの付根が絞ってあるのはVALTAINだけの贅沢な作りです。

アースコードを引き、前回交換済みのダウンパイプCAT、その後にVALTAINサイド出しがキチンと収まっている。

ダウンパイプは前回車検時に交換済みであった。

アーシングも各所へボルト締めが進む。この後取りまとめを行うが、純正プラグコードが丁度寿命一番のかしめがぶらぶらになっていたのでアレックオリジナルウルトライエローコードに交換した。

完成、納車を待つ。

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