今月進化したお客様のMINI達

『 95y MK9 ミニクーパー モンテカルロ M/T 』

2010年1月

2010年1月19日
早いもので納車から2年が過ぎた新オーナーのM氏、初めての車検を向えました。
VALTAIN パット交換・リヤホイールシリンダー交換・ドライブシャフトブーツ交換等、足回りは乗った分だけ修理する正直なミニです。

2008年3月

2008年3月23日
パークASSYを旧タイプに変えて、クリアーレンズにオレンジバルブを付けて欲しいと新オーナーのM氏。

ウインカーとサイドマーカーがクリアーになるとスッキリ見えますね。昔は、みんな交換したものですが

旧タイプウインカーはシブイ。よく水が入るといいますが、そのほとんどが裏側のブーツから出る配線の所に、シーリングをちゃんとしないから水が伝わってしまうのです。

レーシングGASキャップでスポーティーな感じを出すだけではなく、雨水の侵入を防ぐためにも、ぜひ取り付けたいアイテムです。

2008年3月

2008年3月1日
モンテカルロがほぼ完成したようです。4連のフォグに、少々メリハリをつけてみました。中央の2つにメッキリムを付けオールド感を出し、両サイドは普段あまり使わないのでレザーのカバーをかぶせてみました。60年代のラリーカーにも、こういう感じのワークスラリーカーがあったような気がします。

BMCのステッカーをフェンダーに貼ってみました。当時のワークスカーのイメージを現代風にアレンジしたつもりです。

アレックオリジナルのライトカバーを付けると、さらに雰囲気が出てきました。

モンテカルロ限定車を、アレック流に小物で遊んでみました。クーパーストライプやサイドのストライプは貼らずに、シンプルに仕上ったと思います。

ボンネットのデカールは用意してあるんですが、元の位置に貼るか、わざと前のほうへ貼るか、悩んでいるところです。

2008年3月4日
モンテカルロ完成です。内装と外見の雰囲気も最高です。このモンテは、アレックにて新車をお買い上げいただいてから11年のお付き合いになるT氏のご紹介で、M氏がお買い上げ下さいました。

新車の時のようにキレイで調子良くなりました。元々ワンオーナー車だったこのMINI 前オーナーも喜んでくれていると思います。

内装も大変キレイで、オリジナルを保っております。

2008年3月13日
モンテカルロ納車の日です。洗車をして準備OKです。

リヤガラスに、非売品のアレックで買ったミニだけに貼るステッカーを貼り、ご来店を待つことに。

2008年2月

2008年2月2日
E/Gも組み付けに入りました。OILポンプは1.3i純正を新品で交換。テンショーナー・タイミングチェーン・タイミングシールHQ品等々、交換していきます。

タイミングチェーンとテンショーナーも取り寄せました。テンショーナーは、かなり減っていました。

ピストンもOIL穴やリング溝までキレイにし、新品のピストンリングを組みました。

エンジンとミッションを合体し、プライマリーのスラストワッシャーをギャップを測りながら、厚いほうをチョイス。クラッチディスク・クラッチレリーズB/S・ラージシールを新品に交換。

フロント側も組み付けが進んでいます。ウォーターポンプは新品を付けました。

O/Hに出しているシリンダーヘッド待ちの状態になりました。

レリーズフォーク・フォークピン・クレビスピン等は、すべて新品に。

オイルデリバリーホースも、ステンメッシュのOILモレ対策KITを取り付けました。

OILフィルターはVALTAIN・ウォーターポンプASSY・E/Gマウント交換

エンジンもBMC・エンジングリーンでペイント 黒い所は黒く、アルミのところはアルミ、ブロックとヘッドはグリーン、これがアレックのパターンです。

外してあるラジエターやサーボも、キレイにしてペイント

ヘッドがO/Hから戻ってきました。カーボンもすべて取り去られ、キレイになってきました。ガイド入れ替え・ガイド研磨・バルブ研磨・シート合せ・ヘッド面研を済ませてあります。

バルブ研磨も効率を考えた研磨が行われています。吸排気の効率を上げ、パワフルでクリーンな排気。燃費も良くなりますよ。

2008年2月6日
エンジンも組み上がり、吊り上げる準備が整った状態です。

後側も大変キレイに仕上がりました。

早く積んでくれ〜!と大きな口を開けているモンテミニです。

エンジンも乗りましたよ。

2008年2月12日
試運転も終わり、いよいよオールペイントのため、ボディーショップへ入れます。自走なので灯火類は付けたままです。
ドアーH/Dや内張りは外してあります。

フロント・リヤのガラスは一度外して、すぐに外せるようにしております。ガラス類・ライト類はすべて外してペイントします。戻ってきたら、またUPします。

2008年2月27日
モンテがボディーショップより戻ってきました。ランプ類はすべて外してのオールペイントと、所々サビが出ていた部分はすべて鈑金しての同色ペイント(フレームレッド)です。

ドアー回りはすべてバラし、ドアー下の鈑金も済ませております。オーバーフェンダーは英国仕様のモンテカルロ同様、ボディーカラーにペイントしました。
スッキリと上品な感じです。

バンパーリブやリヤスカートのサビもすべて鈑金してピカピカになっております。

ボンネットやフロントガラス回り等のサビも、すべて鈑金してあります。これから仕上げに入るところです。完成は2月末目標です。予算的には、当初の予定通り150万円ぐらいに収まると思います。

2008年1月

2008年1月15日
車検と名変が完了したので、早速E/Gを降ろしました。エンジンルームもキレイに掃除しました。

これよりO/Hに入ります。

まずはミッション・デフをO/Hします。足りない部品を取り寄せ中です。あと、デフB/g待ち。

デフはピニオンブロンズワッシャーとベークライトワッシャーが完全にすりへっていましたので、ちょうど良いタイミングです。他は、ほとんどダメージはありませんでした。デフのブロンズスラストメタルの切り粉がE/Gを傷めます。ミッションケースもキレイで、OIL管理の良さがうかがえます。元々、ミッションもなんともなく、大変良いシフトフィーリングでした。次のオーナーが安心して乗れる為のO/Hですから、B/g類は全て交換します。

ヘッドをバラしました。4番のバルブが、ガタが少々あり、バルブにOILスラッジが付着していました。

交換した古いB/gで、他はゴミ箱の下のほうへ落ちてしまっていました。

プッシュロット・タペットはバツグンにキレイな状態です。ロッカーシャフトも段付きもなくOKです。

これからクランクシャフトを外します。クランクはみがいて、またSTDメタルを新品にします。

ピストンにもスラッジがたまっていますが、シリンダーは傷もなく、ピストンのガタもありませんが、ピストンを洗いピストンリングを交換します。

ミッション・デフ 完成です。

ミッションのO/Hも終わり、エンジンのO/Hに入りました。

インナージョイントです。OILモレの恐れもあるので、メクラブタはボンドで固めます。

ブロックの摩耗も少なく、シリンダーブロックはベリーグッドです。

ピストンも洗浄し、ピストンリングは新品にします。ピストンリングを交換します。コンロットとピストンです。

ヘッドもO/Hに出します。取り寄せておいたバルブガイドとバルブステムシールです。今回、エンジンを降ろしてバラして見たところ、ヘッドのオイル下がりとデフのピニオンスラストメタルのダメージがかなりありましたので、バラしてみて正解でした。

2007年12月

ボディーは前オーナーが部分的に鈑金及びペイントしておりますので、意外と良いですよ。左右のドアーは、一度鈑金してあります。

ドアーミラーを弊社で交換したのが'99年の11月 以来、約9年間メンテナンス・車検等をやらせていただいたミニです。もちろんワンオーナー車です。
このままでも充分乗れると思いますが、先の10年を考えて、ボディーリフレッシュと8万K/mオーバーのエンジンミッションはO/Hしてからの完成とし、長く乗っていただきたいと思っています。

内装はフルノーマルのモンテカルロ限定車の特別シートです。約9年間、車検・セーフティー・ロイヤル・セーフティーまた車検と一度もおこたらず、6ヶ月に1度の点検をしてきたこのミニは、非常に良いコンディションです。

ステアリング・シフトノブにいたるまで、フルノーマルのモンテカルロです。今後はフルオリジナルスペックで、エンジン・ミッション・クラッチ・デフをO/Hしての販売となります。

タバコを吸わない方のワンオーナーカーは天上が特にキレイです。

2007年12月5日
車検の準備をはじめているところです。程度はバツグンです。

続いては足回りの点検と各部の確認をします。スムーサライドサスKitに、ショックはVALTAINのロングストロークショックが付いています。

同じく左側のフロント足回りです。スムーサライドサスKitを組んであるこのモンテカルロは、見えない所にお金がかかっています。乗り心地はグッドですよ。

右のフロントです。モールトンのロングストロークソフトラバーコーンがフロント左右に入っております。ショックは4輪ともVALTAINタイプ(L) ブレーキパットはVALTAINです。アレックメンテのミニ達は定番です。

同じく右のリヤです。こうして、まず下回りを洗って、全体を良く見ながらOILモレ・ブーツの破れ・下回りの腐り・足回りの状態を確認します。
下回りは、ステップやタイヤハウス・サブフレーム等に腐りはなく、リヤもスムーサライドサスKITに含まれているA/Jライドが装着されています。

ステップのゴムモールを外してみましたが、腐りはほとんどありません。ステップも長年の汚れはあとでキレイにするとして、中から腐りが出始めているところもないのを確認します。このモンテカルロは、方向性としましては、フルノーマル仕上げです。車検が平成20年1月19日で切れますので、まず車検を取りながらアレックへ名変を、年内か年明けに行う予定です。その後、E/G・T/M・デフ・クラッチ等、すべてO/Hして

ボディーは、外回りをもう一度仕上げ直し。長年のワックスがけで真っ白になっているボンネットのモンテカルロのステッカーや

ジョンクーパーのサインのデカールも薄くなってしまいました。

見にくいですが、跡が残っています。これらをそろえておきます。

ホイールも、中黒の8スポークはセンターCAPと共に程度は良いです。大切にしていた前オーナーの気持ちが伝わってきます。

当時のカタログが出てきました。それは特別の格別のミニクーパー。『“モンテカルロ記念限定車”誕生』と書いてあります。全国1,000台限りともあります。

当時の車両本体価格が184万円でした。クーパーモンテカルロスペシャルが正式名のようです。今回、お買い上げの方には、このカタログをご希望があれば差し上げますよ。


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