今月進化したお客様のMINI達
『95y カジバモーク 1000cc』
2011年2月
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2011年2月16日 |
2010年3月
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2010年3月17日 |
予約日までお待たせしましたので、早速エンジンを下ろし |
エンジンとミッションを分けます。メタルに傷がないか確認し、まだ1万K/mですしエンジンは調子良いのでそのままでいきます。 |
ミッションをばらすと、想像通りローギアのシンクロ機構上重要なドク歯の歯がひとつ無くなっていました。これか!ギアは高価だからローギアだけで済めば、と思いましたが、残念なことに2ndギアーもドク歯が全体的に削れというか、かなり負担が掛かっていたので交換することに。古いギアBOXでもっとひどいものもありますが、ケチらずに交換します。 |
1つだけ歯が欠けているのがお分かりでしょう。これだけでギアは入らなくなります。普通、よっぽどでないとギアー交換までしませんが、逆に70年代以前のミニならミッションオーバーホールで今回のこのモークのミッションではダメージがなかったところが全滅なんていうミッションは大金が掛かってしまいます。 |
一応、隅々まで点検し、ダメージはありませんでしたのでデフもそのまま使います。ミッションもカウター・メンドラの各シャフト、ほかのギアー類、シフトフォーク・B/g類もダメージ無しでした。 |
ローギアーと2ndギアー・ボークリングを取り寄せ |
組み付け完了。必ずアイドラギアーのキャップは確認してからエンジンと合体させます。この状態では各ギアーもコチッカチッと入ります。クラッチのラージシールは、インジェクションに必ず交換しております。OILモレがなく安心ですので。 |
2010年2月
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早いもので車検を向えたワンオーナーカーのカジバモーク。実走行もやっと11,227K/m。最近、シフトレバーの調子が悪く悩んでいたオーナー。 |
モークはシフトレバーの位置がサルーンより前で、サイドブレーキも前に付いている。ヒーターも斜めに無理やり付いているようで、普通のシフトではヒーターに当たりギアが入らない。後側に曲げればサイドブレーキに当たってしまうという感じです。 |
ノーマルのシフトレバーは、先のネジ山はすでに折れシフトEXをかぶせて付けていたのだが、今度はロットチェンジのシフトのミゾが完全に減り、ガタガタになってきている。シフト操作にかなり余分な力が加わっているのか、構造的なものなのか。というのは、ノーマルのシフトレバーとは、切り溝の位置が時計の針で10分ほどずれており、サルーン用のノーマルを曲げて下の玉コロとこのミゾ入りのB/Sは打ち替ることはできるのだが、ちょうどクイックシフトがあるが、この部分は熔接されているので |
ミゾの位置をモークのノーマルの位置に削り出し、合わせてみることに。 |
切れたブーツも新しくしてクイックシフト装着。これでどこにも干渉せずです。 |
2009年2月
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2007年2月4日 |
外したFのナックルアームとラバーコーンです。 |
ビルシュタインショック・スペシャルビレットA/Jライド・Fのみ純正ラバーコーンをチョイス。 |
フロントサスも完了。なじませながらセッティングを数回行う。 |
良くメンテが行き届いているE/Gルーム。以前はミニに乗られていたが、このモークは95年に購入され、アレックにモークを持って来られるようになったのが99年のセーフティーチェックからです。元々フロントラジエターだったが、オーバーヒートとキャブのパーコレーションのため、サイドラジエターに直したのは2000年の夏でした。 |
リヤも完了。リヤはスペシャルビレットA/Jライドを組み、ノーマルラバーコーンは生かすことに。 |
点検中のモーク ボンネットがなくてもカワイイです。 |
フロントフェンダーからイエローのビルシュタインショックがチラッと見え、おしゃれでまたワンランク上のミニになりました。 |
完成。納車を待つ。 |
後姿も勇ましいモークです。 |
左ハンドルの1000cc 走行も、実走行でやっと1万K/mを越えたところです。 |