進化したお客様のMINI

96yクーパー35thアーモンドグリーンM/T

アレックリフレッシュ計画2014Y 第6号車スタート

2014年7月

詳しくはfacebookでご覧いただけます。

 

2011年4月

2011年4月27日
組みあがったE/GをBMCエンジングリーンでペイント。ヘッドG/Kはアレックオリジナルメタル0.5m/m。クラッチも組み付けされウォーターポンプ、クラッチレリーズフォークも交換する。タペット調整まですませた状態である。

ここからホキ類の取り付けに入ります。これはA/C付用のオイルモレ対策kitです。

合間を見てブラケット類も黒いべきものは黒く塗り、乾かしている間に

エンジンルームやサブフレームの永年の汚れを洗い落とす。カプラー類はぬらさない様に注意が必要。

綺麗なE/Gルームに完成したコンプリートを包み込む。
ウォーターポンプはもちろんシリコンロアーホース黒やオイルモレ対策kitも組み込まれている。

大変綺麗なE/Gルームは当時、K氏の要望どおりにエアクリBOXCAPをペイントして取り付けたころを思い出します。
試運転も済ませ完成したところです。

納車の朝です。昨日乗って帰り、試運転を兼ねる。
朝は水とOILを点検し、始動性ファーストアイドル。
2分ぐらい暖気、スロー走行であたため走行、水温計が中央を指すと暖気はほぼ完了。ちょっと回して見る。
4000RPMまでクウォーっと上がっていく。
おっとここまでならし運転は3000回転で10時間。ということは、MAX3000回転の走行を1000k/mぐらい行うと良い。
決してトロトロでは無く、1500RPM〜3000RPMを上手に使う。この間にエンジン内部を表面硬化させることが大切です。

そして早目に一度、OIL交換を済ませ、二度目のOIL交換が4000km以内。
ここで一度ヘッド増し締め、及びタペット調整を行うのがアレックパターンです。

2011年4月

2011年4月21日
本日はK氏の35Th、計画通りエンジン、ミッションO/Hでご来店

ホキ類を外し釣り上げる寸前である。クラッチの摩耗、OIL漏れ等も進み、E/G、ミッション共にちゃんと走っている状態ですが、先を考えてこちらでO/Hしておくということであります。

壊れてからのO/Hと早めのO/Hとでは出費が違ってきます。

メーターは一回りし、113,576k/mになっていた。15年で割ると年間7,570k/mでつきにすると630k/mと少ない。週末に使うミニは自分をリフレッシュしてくれる大切な相棒なのだ。ワンオーナーカーこのクーパー35Thとも長いおつきあいになりました。

OIL交換、定期的な点検等すべてK氏のペースでキッチリ行ってきたこのミニのエンジン、ミッションはどんな状態か楽しみだ。

おろしたエンジンは約11万k/mよく頑張った!といえる状態でそこら中からOIL漏れでベタベタに汚れていますが、全部キレイにしてあげます。

今度はエンジンはBMCエンジングリーンがいいなとK氏。かしこまりましたよ。

早速ばらすとメタルは良い状態で、クランクもへんなキズも無く良い状態でした。さすがワンオーナーOIL管理が行き届いている証拠です。ヘッドはガイド交換、バルブすり合わせなどで内燃機屋さんに出してあります。

テンショナーは折れてました。ということで、一通りのO/Hパーツ交換になりますが、すべてSTDで行けるので早く安く済みます。

メタル類も全て良い状態でした。洗浄する前にしてはスラッジが少なめなピストンはOILと交換の良さがうかがえます。

12万k/m近く走ると、デフが一番ダメージを受けてました。ブロンズワッシャーが回ってテーパーをえぐってしまったデフケース。新品は\46,000だと言うので程度の良い中古を使うことに。

ミッションO/H用のB/g類シャフト類、シンクロ、カウンターシャフトデフのギアーやスラストW/S、P/KSETです。すべて交換します。

洗浄したミッションケースと各ギア類です。さらに中古のデフケースとデフボールB/gも追加になります。

エンジンのメタル、ピストンリング、オイルポンプタペット、チェーン、テンショナー、ロッカーシャフト、ロックボルト、クラッチ3点、メクラブタのSET、E/GP/KSETもう全て用意しました。

ワイドトレッドで乗っていたK氏のミニは、デフに一番負担をかけているようであった。デフケースも交換しミッション、デフが組み上がり、続いてE/Gに入る。

ブロックのメクラブタはもちろん、OILキャリープラグも取り全て洗浄する。
クーラントも定期的に交換してきた結果が良く出ている。クラッチは丁度いっぱいいっぱいでもう少しでリベットがフライホイールやプレッシャープレートを引っ掻いてしまうギリギリであった。

11万m/k乗ったミニのブロックですが、暖気スロー走行であたためほとんど高回転も使わず、3,000k/mに一度はOIL交換とフィルター交換を行って来たシリングーブロックは摩耗も極端に少なく、カムメタルに至るまでキレイな状態を保っていた。大切に乗ってきたのかが良く分かる。

ローバーミニの場合、エンジンは上手に乗れば10万k/m以上は楽に行ける。しかし、デフが弱点である。
ヘッドは7〜8万k/mでバルブガイドの摩耗と白煙が出始めヘッドをO/Hした方が良いミニも多い。エンジンOILもデフやミッションの為にも鉱物油をこまめに交換する車が一番大切だと思います。

バルブガイド交換、バルブシート加工、シート合わせ、バルブ研磨、すり合わせヘッド面研をすませた。ヘッドも仕上がりました。シートも段カット加工済みです。

バルブも加工が施され、耐久性を重視して吸気排気効率アップ、燃責向上、クリーン化を実現しております。

ウォーターホールプラグも栓加工し、面研してある。アレックのヘッドO/Hは全て同じクオリティで仕上げております。
お客様のヘッドも中古車のヘッドも同じです。

洗浄の終わったブロック、ピストン、クランク、カムは全て良い状態である。
クランクはここから磨きをかける。

クランクを磨いている所です。3段階に分けて瞳が映るまで磨いていきます。

クランクが磨き終わるとメタル合わせ、ギャップ調整を済ませ、メタル類、ピストンリングOILポンプを全て交換し組み付ける。

2010年7月

2010年12月14日
ロイヤルチェックとタイヤ交換 もちろんK氏はダンロップR7がお気に入り。来年はO/Hも考えておられる様子。エンジンをO/Hして、また長く乗るなんてことは旧車の世界とチューニング界では当たり前ですが、最近の車はO/Hより乗り替えが主流ですよね。ミニの世界は、これにボディーレストアも加わってきますが、バチッとしたミニはやはり良いんですよ。

2010年7月

2010年7月3日
海開きをして最初の土曜日である。朝10時30分に来店されたK氏と打ち合わせ。左の前のほうでゴトゴト音がするのと、OIL交換等の確認。本日のセーフティーチェックのご予約の時に、前回のコイルSPとVALTAINショックの組み合わせが大変お気に入りとのこと。さらに2ndステージへ進む。

ネガティブキャンパーKitを4輪にとのこと。ご用意しておいたアレックおすすめサスのひとつ、延長ロアーム1.5°ミニスポーツ製・ロアームB/Sはエイボンバー・A/Jテンションロットはブロスガレージのオリジナル。B/SはコンペB/Sを使う。さらにリヤ用・A/JステンネガティブKITもブロスガレージ製である。

すでに10万K/mオーバーの35Thクーパーも、6ヶ月に1度の点検は欠かしたことがない1台である。そのうち一通りのO/Hもお考えのようだが、もう少し頑張ってもらいたいらしい。

延長ロアームやフロントのネガティブはいろいろあるが、SHOPの方と相談してチョイスすることが大事です。大切なことは、テンションロットの取り付け穴がノーマルロアームと全く同じ位置で、テンションロットが開いてしまうことのないようにしなければならない。そして、ボールジョイントのはまるテーパーの穴が1.5°なら、その分外側にオフセットして穴あけしてあるのが昔からのCパーツと同じ作りの延長ロアームを選ぶことが大切です。さらに、テンションロットを5m/m伸ばして取り付けるため、ノーマルB/Sや見せかけだけのロアームB/Sではすぐにちぎれてしまいます。ジオメトリーの変化により、テンションロットもロアームもねじれ現象がノーマルよりきつくなる。その動きに耐えられるB/Sをチョイスすることも大切ですが、テンションB/Sは覗きこめば目視できるところなので、ひび割れ等は常に(洗車のときなどに)見ておく習慣をつけたほうが良いところです。

一番大切なのは、車高とトウ調整のバランス。これが走りを決めます。車高は低すぎず高すぎず・トウはアウト1.8〜2ぐらい・B/S類の交換やラバーコーンの交換直後も、車高とトウの調整を。特にラバコンを交換した場合は、なじんでくるまで2〜3回は神経質に車高調整・トウ調整をすることが大切です。

フロントは、車高が下がればトウアウトがきつくなり、ハブB/Gに負担をかけます。常に適正の車高とトウで乗ることが、ミニを長持ちさせます。

完成です。ドシッとしました。これでバツグンのコーナーリングと、しなやかでシャキッ!とした足回りの完成です。早くも11万K/mオーバーとなりました。

後方から見ると、リヤがほぼ0°・フロントが1.5°コーナーリング中は前後のバランスが良くなりますし、後からついて行くと「なんかカッコいいな、このミニは。」というセッティングです。

2009年7月

足回りを見直したいとK氏。新車からワンオーナーのこのミニも、14年も経つとラバーコーンのヘタリ、特にフロントがひどく、もうこれ以上上げられないところまでヘタッてきていた。当時、定番だったスパックスにA/Jライド。

若いときは、コレが最高だ!と思っていたオーナーも年齢を重ね、グニャグニャは嫌だけどコイルで突き上げのない良い感じにしたい、ということで相談しました。

今回、事前の打ち合わせで3巻太巻パネレート120Kgf/mmのコイルスプリングSETと、ビレットA/Jライドを4輪に組み、ショックアブソーバーはフロントにVALTAIN タイプ-R・リヤにはタイプ-Sを組み合わせることにしました。リヤには、もちろん脱落防止ラバーを組みます。

フロント組み付けも完了。タイプRは減衰力を1番にSET。

車を持ち上げた状態でコイルがあそばないように組むことが大切です。

フロントのラバーコーンは久しぶりに見たヘタリコーンでした。隣りはほぼ新品に近い中古のラバーコーンです。

リヤも組み付け完了。タイプSも1番でSET。

この状態でハイローとコイルスプリングがあそばないように組みます。これでロールの少ない、乗り心地の良いミニの足に変わります。

2007年11月

2007年11月22日
K氏 ドアーの腐りと、フロアーからバキッという音がするということで、フロントサブフレームのマウント部分のフロアーの亀裂の修理をしました。

ドアーは裏・表 切り継ぎで鈑金しました。サビが出始めたら早めに鈑金してあげることが大切。放っておくとドアーの骨まで腐ってしまいます。

フロアーも鉄板を貼り強度をもたせて、鈑金及びペイントしました。フレームマウント付根のフロアー亀裂は意外に多いので、一度見てみてはいかがですか?

2006年12月

朝の受付で、「早いな〜、もう10年経っちゃった。」とK氏。そう、ワンオーナーのこのミニもバツグンに調子が良い。「昔は10年乗ろうなんて言ってたけど、もはや15年・20年乗っている人はざらになったね。」などと会話。半年ぶりの入庫である。今回はロイヤルチェックとVALTAIN OIL交換。もちろんOILフィルターもVALTAIN・ドレン銅ワッシャーも交換。さらに点火系はディスキャップローター・イリジュウムプラグがちょうど交換時期に来ているので、メニューにそって作業が進められる。 

さらに、HKSダウンパイプに交換。純正のメッシュがちぎれ、以前よりしていた排気モレが進行してきたからだ。同じ交換するなら、純正より安くて性能アップの計れるHKSが最高だ。

2006年6月

2006年6月13日
セーフティーチェックの予約が入っていたK氏。フロントグリルをマイナーレーシング OEWでイメチェンをしたいとさらにパークASSYを旧タイプに替えて欲しいということでお預かり。ハブB/gのガタが進行していたので交換することに。ワイパーS/Wも折れてしまっていたので交換。

ノーマルのパークASSY でかいかな

旧パークASSY 小ぶりでMINIらしさが出るから不思議 

完成 アーモンドグリーン マイナーレーシンググリル・グリルボタン・R-60VF・ST-I・VALTAIN TYPE R キマッテます。

2006年5月

2006年5月27日
ミニのシートのダイヤフレムが切れてしまったということで、早速バラす。中央が真ニつに切れていた。

純正パーツを用意。各年式で4〜5種類あるけど、高年式はこのタイプが多いかな。

シートを剥がし取り付け。かなりピーンと張っているので注意

シートをもとどうりにに張り完了。又、よみがえった右側シート

R7 から A032R へはき替え。10年目のこのアーモンドグリーン
R7 のほうが雰囲気はあるけど、A032R のほうがくいつきが良いかな、とK氏

2003年12月

2003年12月12日車検を取りました。
35thクーパーのK氏のMINI。
初めての来店は1998年1月23日。ロアーKIT取り付けがスタート
同年6月にA/Jライド、ショック、ミラーを交換。その後、ロイヤル、セーフティ、車検と行うたびにクオリティUPを行ってきた1台である。

2000年7月にVALTAIN5J-10TYPE-RとR-6オーバーフェンダーFスポイラーST-I等のボディリメイクを行い、少しずつ進化してきた1台である。
今回で3回目の車検(もちろん全てアレック)で8年目に入るワンオーナーカーである。

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