進化したお客様のMINI

『97y MK10 メイフェアー WD M/T』

2011年11月

車検を迎えたWD。シートカバーもしっかりしている。

車を預けるとご夫婦でバイクでお出かけ。
カッコイイです。

2011年5月

2011年5月21日
先日カバナのシートカバーをお取り寄せになり、自分で取り付けられたいとおっしゃっていたA氏。見事に取り付けバッチリです。

張り替えた様に見えるぐらいビシッとしています。

2010年5月

2010年5月9日
セーフティーチェックを向かえたA氏の97yメイフェアー E/G・ミッションは調子良いらしい。

今回、完璧にへたってもうこれ以上車高が上がらないようになっていたラバコンを交換し、ついでにKYB・カヤバのガスショックをフロントに組んでみることにしました。

アッパーアームO/H・Oリング交換・グリスUP・ナックルジョイント・ミニスポーツ用強化を交換しながら、元々付いていたA/JライドはO/Hして再使用。

ショックの交換も終わりました。路面設置感の向上・上下の揺れがピタッと止まり、乗り心地は良くなります。NEWラバーコーンに交換した場合、高めの車高で納車となりますが、すぐになじみ、初期の車高の下がりは意外にすぐに下がってきます。
100K/m走行前後で一度や二度は無料サービスで調整しますので、前後の平均には気をつけて乗ってください。二度目ぐらいで落ち着いてきます。

高めの車高で納車。すぐになじんできます。しばらくは気にしといてください。納車を待つ。

夕方、お引取りに来られたA氏。「このシートカバー良いね。」とレザー本をご覧になっておいででした。「赤も良いかもね〜。」とA氏。

2009年4月

2009年4月21日
約12年目、しかも10万K/m近く走行したということでO/HしたいとA氏。朝10時にお預かりして一回りし、戻ってからE/Gをおろす。

午前中にはE/Gもおり、各配線カプラー類の点検をする。完全にエンジンがいっちゃってからのO/Hと違って、ボーリングやクランク研磨・NEWピストン等の出費は免れますので、早めのオーバーホールがおすすめです。

12年・10万K/mのコンプリート それなりの感じである。フロントシール・リヤシールのOILモレやギヤの感じが気になっていたオーナー。
思い切ってO/Hして、また長く乗ることにしました。

空っぽのE/Gルームは、元色のホワイトダイヤモンド。乗り換えようかとも思ったが、やはり愛着があるこのミニを乗りつづけたいとA氏。

サブフレームやE/Gルームなどの、普段は手が届かない所を大掃除できる。

キレイになったエンジンルーム。ミニのエンジンは、ヘッドを7〜8万K/mでO/Hしておくと、また調子良く乗れます。ミッションも良い状態でしたら15万K/mぐらいは乗れますが、デフのブロンズワッシャーが擦り減るとガタが出たり削り粉がE/Gに回ったりして危険です。8万〜9万K/mぐらいで一度O/Hしておくと安く早く仕上りますね。

ブロックは良い状態で、クランクも子メタルに1ヶ所傷があり、親メタルはちょうど使用限度に近づいている。クランクは磨けば充分使えます。カムのメタルはきれいでした。バルブリフターは傷だらけなので8ヶとも交換することに。ロッカーアームとシャフトは良い状態です。親子・サイドメタル・OILポンプ・ピストンリング・タイミングチェーン・バルブリフターが主な交換部品となる。

T/Mは、油を切って置いてあります。あとでじっくり見るとして、ガスケットのヌケはなくヘッドも使えますが、バルブガイド・シール交換しながらO/Hが必要です。全体的に程度は良く、オールS.T.Dでいけるエンジンです。8万〜9万K/mぐらいでO/Hしておくと、また8万K/mぐらいは安心して乗れるでしょう。

外したホキ類です。

クランクは全体的に大変きれいで、1ヶ所だけメタルとクランクに小キズがありましたので、クランクは磨きで済ませメタル類は全て交換しました。
プラマリーのスラストワッシャー交換でギャップを正す。

キレイになったピストンは、ピストンリングを新品に交換して再使用します。シリンダーの傷もなく摩耗も少ない程度の良いブロックでした。

ミッションはB/g類とシンクロを交換しました。各ギヤ・シャフト類は、すべて良い状態でした。

洗浄済のケースです。デフは、ブロンズワッシャーとベークライトスラストW/Sの交換をしました。

エンジンとミッションが合体しました。

反対側です。

エンジンも完了しました。O/H済のヘッドは、ガイド8ヶ交換・研磨・すり合わせ済です。クラッチのレリーズフォーク・ウォーターポンプ・ラジエターロアーホース等は交換することに。

BMCエンジンはグリーンでペイントします。

C/Hは、ベアリング・カバー・フライホイール・プレッシャープレート・ディスクとも交換しました。ヘッドG/Kは、1.3iペイヤン製を使用しました。

外したヘッドです。下取りで、またO/Hしておきます。

完成しました。メクラブタはペイントした後に新品をすべて取り付けます。

エンジンがのりました。

爆音化していたRSRもVALTAIN サイド出しに交換しました。

アイドリング中です。GASチャージも行い、テスト走行は1時間ぐらい行い、バツグンに良くなりました。

2007年9月

2007年9月20日
軽くぶつけられてしまったA氏のメイフェアー。
グリルを外すと、フロントパネルはダメージが少なかったが、ボディーショップへ。

鈑金塗装から返ってきました。前回り バツグンにキレイになってます。

NEWグリルとナンバーステイをつけて、またキレイな顔に戻ったメイフェアー。

2006年11月

2006年11月11日
今回はセーフティーチェックとフロントスピーカーの取り付けである。

早速、セーフティーチェックに入るが程度が良い。というのも、6ヶ月前に東京から引っ越してこられて、初ロイヤルスタートをしてその半年後である。

Fスピーカーを取り付け。ラジオが聞き取りにくいというA氏の要望で、10cm定格20Wのスピーカーを左右に取り付け。

準備OK

さあ、組み付けだ。

自然で嫌味の無いレイアウトで、しかもよく聞こえます。
前回分、2006年6月の初ロイヤルの時の画像です。

初ロイヤルの予約を入れていただき、しばらくお待たせして当日を迎えました。

左右のハブB/gはガタガタで、ボールジョイントもガタガタ。ブレーキパットもペッタンコです。

アウタージョイントもギリギリセーフ。焼き付く寸前でした。っていうか、焼き付いてましたね。

左側完成

右側も全く同じようなガタ。テンションロッドB/S・ロアームB/Sも交換。

ハブB/gは左右とも交換。

バキュームパイプ オール不良。トルクロットはガタガタでボディー側ステイを溶接修理。ブレーキマスターもOILモレがひどくO/Hしました。

リヤは、ホイールシリンダーASSY交換。ライニング交換しました。

右も完了。とりあえずOK。ローターも次のPAD交換で交換するほうが良いでしょう。

ブレーキOILでビタビタになっていたリヤホイールを洗って、とりあえず安心して走れるようになるのは、ロイヤル・セーフティー・車検と、じっくり優先順位を決めて無駄なくやっているうちに良い状態に戻るでしょう。大切なのは、その良い状態を維持する事なのです。

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