進化したお客様のMINI達

『スムージングSTANCE1.3キャブ タータンレッド/ブラック』

2011年12

ヒーターコアーから水漏れでデフロスターをつけなくても湯気で前が見えなくなるくらいになってしまったと来店

ヒーターASSYを外し

プラとアルミのはがれで修理は出来ずJMSAのオリジナルヒーターコアーに交換した。

2010年11

クーパーS Wタンクを持つこのキャブスプライトも、新車からのお付き合いと長い。最近、ときどきチャージランプが点灯しないという症状があり、今回すべての電源が入らなくなりJAFで来店。バッテリーは異常ないのだが、+のバッテリーからスターターソレノイドまで行くメインのコードが7〜8ボルトしか電気がきていなかった。早速、新品に交換してまたバッチリよみがえりました。

すべて表側のゴムをむいてみましたが、断線等はないがだいぶ黒ずんだところが多い。銅線の腐食が原因とみられる。古いミニで同じような症状が出たら、+のコードを一度換えてみるのも良いと思います。

2009年12

2009年12月10日
早いもので、またまた車検を向えたS氏のキャブ1.3。調子はバツグンとのこと。レストアしてからは、自分で洗車してワックスもかけていると奥様。

特にリヤから異音が出ていたSPAXも新車のころに付けたものだったか。「何か良いショック、ありますか?」とS氏。乗り心地の良いKYB GASショックに交換しました。

奥様専用とはいえ、自分がたまに乗るときに楽しくなくてはならないS氏。Wタンクも本物の右側タンク。ショック交換も面倒なミニでもある。

細くて頼りない感じもするショックですが、走ってみると路面接地感が良いです。

フロントも完了。

新車で付けたセンターメーターも、もう10万K/m近くなってきた。このミニもワンオーナーカーの1台です。

フロントサブフレームマウントは、はがれていましたので交換しました。

今回はタイヤ4本交換・ショック4本交換しながらの車検整備となりました。

2009年8

各部にサビや腐りが出てきたS氏のキャブ最終も、新車から15年目に入るワンオーナーカー。まずはFRPボンネットを付けていたボンピンやラバーフックの穴あけ、ついでにフォグ穴・グリル穴、すべて埋め鈑金する。しかし、この年式はライト下やガラス回りは腐りにくいのが強みです。

フェンダーミラー穴・サイドマーカー穴・エクボもすべて鈑金。

クオーターも鈑金。縁せきか何かにぶつけた時の古傷。

エクボや傷も鈑金。

トランクヒンジの下も亀裂が。バンパー変わりになっていた様子。

ルーフ回りのサビもすべて取り去る。一周完全に、鉄板まで出す。

1ヶ所、腐りで穴が開いていたので

天張りを取り去り、ルーフの鈑金。この後、ルーフはすべて剥離をかける。

右ドアーはドアースキン交換。ヘリテージのパネルである。

スキンパネルの交換が終わると、新品パーツの黒い塗料を剥がし鉄板を出す。

左右のWタンクを外すと、両端が左右とも腐ってしまっていた。

右側のタンク下である。外からは気が付かなかったが、かなり腐っていた。

トランクのフロアーにも腐食があり、一度完璧にしておかないと、すぐにまた腐ってしまうということで、リヤ回りを切り取る。

切り取ったトランク ハーフパネルは手作りで製作。

腐った鉄板は切り取り、新たに鉄板を貼る。

左側も同じように鈑金する。

トランクパネルを切り継ぎ。

鈑金の止め金具の鉄板から作り

バックパネルロアーのパーツを型通り切り込んだパネルにはめ込み熔接。

1m/mのくるいもないように、点付けをしていって

リヤ回りの鈑金の様子である。熔接した面は、サンダーで研ぐと1枚の鉄板のようにすべて姿を変える。

一通りの鈑金が終わり、サフェーサーが入る。

タータンレッドが上がってきました。まずはドアー回りから組みつけていく。

フロアーも鈑金を済ませ、キレイなフロアーである。

外装パーツを取り付けていく。今回の変更点は、MKIIグリル・サイドマーカー・オリジナルボンネット。ボンネットのチリも完璧に合っている。

外装が終わると天張りを取り付け。クリーナーとブラシでキレイになったので再使用。

トランクフロアーは何事もなかったように自然である。キレイだ。右側タンク「本物が付いてたね。」とブランズの社長が驚いていた。

タイヤハウスの中もピカピカである。

完成である。美しいタータンレッドのMKIIのS'のようである。

新車のようにキレイになり、オーナーも喜んでくれると思います。

カーペットはご自宅で洗って干してあるとのこと。シートも外してきてくれたので、このまま納車。

後姿もかわいいスムージング。

トランクルーム

インテリアはセンターメーター・センターキー

今回のオールペンのついでに、サイドマーカーをLUCASに・パークASSYはオレンジガラス・ライトリム交換。

MKIIクーパーSの当時物のグリルを付けて差し上げました。輝きが違います。

TEXドアミラーもメッキの台をつけて雰囲気を出す。

今回、デッキの取り付け直しと、スピーカーにバッフルボードを組み込み取り付け。

15年目にしてタータンレッドにオールペイントし、また15年乗れるように、職人のワザがキメ細やかにほどこされた1台です。

後日、ライトの接触不良でご来店。インテリアも楽しそうな仕上がりだ。

2009年7

オールペイントで入庫の1.3キャブ

今度は何色になるのか。

奥様専用車になったので、奥様のお好みの色にすることに。

ご多用中にもかかわらず、シート・カーペット・ルーフラック等を外して持ってきてくれるところはさすが。

2008年12

2008年12月19日
久しぶりのUPですが、6ヶ月に1度の点検は欠かしたことの無いOEWサルーン 1.3キャブ最終のM/Tである。完全に奥様専用となったこのミニも調子はバツグンですが、今回、ロイヤルチェックを向え下回りを見ると、マフラーをぶつけたあとが。それより

なんとスタビのアルマイトのブラケットまで

ボルトがへし折れ、スタビが宙吊りになってました。縁石またぎか段差を下りるときにドンと当てたのだと思います。

亀裂と排気モレがかなり激しくなったLCBも交換することにしました。LCBは新車の時に取り付けたのですから15年くらい使ったのかな。
キャブはノーマルに戻し、LCB→CATパイプに純正触媒・VALTAINサイド出し等は、ここ数年でコツコツクオリティーUPをしてきた。

2003年7

7月11日アレックミニスピードカントリーマン(エルパソベージュ)のオーナーS氏のもう1台のMINIは、アレックで新車で買ってからそろそろ10年の1.3キャブOEW。
今は奥様専用車である。自分の頃はウェーバーだったが、今はA/C付にワンキャブと乗りやすさを重視。

奥様がテール回りをぶつけてしまったので、鈑金のついでにフロントとリヤをスムージングしてほしいとの事。
テールをMKIにしようかこのままでいくか悩んだが、ちょうどスピードウェルブルーのN崎氏のMINIとアレックで遭遇してMKIIテールもかっこいいなぁということで、テールはMKIIでいくことになる。どちらでもかっこいいと思いますよ。

7月30日帰ってきました。新車の時からオールペイント、フェンダーレスで今まで5.35JしかOVFは取付けたことがないS氏のMINIはOVFを外せば穴無しのフェンダーレスに変身する。

これが5.35JモールレスOVFの最大の特徴です。テール鈑金とリヤのスムージング完了。

フロントも美しくスムージングされている。なんかゴンタボウズのような顔をしたMINIである。
フロントはナッターを埋め込んで、アレックオリジナルのナンバーステイで決まる。

なんともどっしりとしたカワイイ後姿ではないでしょうか。スムージングはMINIの元々のボディラインを最大限に引き出すことのできる最も高度なSTANCEと言えよう。バンパーもオーバーライダーも無いのに一番目立つ不思議なスタイルである。
何も付いていないが一番度胸と費用が必要になってくる。そしてワックスを拭き取るときのツルンという手触り感は他にない快感である。

スムージングをするとやけにスタビが目立つから不思議

94年の1月に新車で納車してからセーフティ、ロイヤル、車検と常にベストコンディションを保ちながらリバースUPとクオリティUPを行っているMINIである。いつまでも大切に乗ってもらいたい。

思い起こせば新車で10インチ、フェンダーレス、センターメーター、SUツイン、LCB、RC-40.4輪ネガティブ、MKIISTANCEコンプリートで販売した一台である。ローズジョイントは新車時に取付、そろそろ8万km。まだピロのガタすら一度も無いのが自信です。

バックランプも初デビュースムージング専用、バックランプ取付第一号となる。なんのランプかって?『おせーない!』

ご予約いただいたのは、5月末頃普通ならぶつけたとがっかりして電話してくる人が多いが、S氏はやけに明るくうれしそうに『ついでにスムージングしたいのですが』という言葉が印象的でした。

アレックミニスピードレーシングのエンブレムをつけて差し上げた。

お子様がいらっしゃるので、ルーフラックはサビサビでも必要な品。ボディは大きな腐りはなく、小キズはちらほらあるが程度はなかなか良い。

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