70y MKIII クーパーS グレイシャーホワイト
グレイシャーホワイトのNKIII クーパーSがオールペンから戻ってきました。元色でオリジナルの状態に復元する方向性です。 |
ルーフライニングも当時物のオリジナルで、大変キレイな状態ですので再使用します。 |
リヤスカートは交換しました。ヘリテージのボディーパーツをチョイスしての交換です。ビス穴等のない旧タイプの物です。 |
リヤ側のシート下・ポケット回りです。サビ一つありません。 |
左フロントフロアーです。新車のようですが、切り継ぎや張り替えはしていません。元のフロアーパネルです。 |
フロアーグロメットのところに腐りがあり、切り継ぎで完璧に一枚の鉄板になるように仕上げております。 |
リヤのフロアーです。オリジナルパネルをそのまま一部鈑金して、完璧に仕上っております。 |
フロントはまず、ダッシュにレザーを貼るところから始めます。せっかく白でピカピカなのですが、デフロスター出口を先に貼り、Aピラーを次に貼ります。 |
ハイドロラスティックのリヤのサスペンションとタイヤハウスです。実にキレイです。Sホイール当時物に145のラジアルを付けます。リヤはショックはなく、スプリングはこれ以上下がりすぎないようにおさえで付いている物なので、サスの役目はありません。 |
フロントのタイヤハウスとサスペンションです。フロントにはバンプストップKITとVALTAIN TYPE-Rのショックが装着されています。本来、ハイドロはフロントショックはなく、出足の時やフル加速のときにフロントが浮き上がるのを防ぐために後付けするのが主流になっていますが、Fにショックを付けないのもハイドロラスティックの特性を味わえて楽しいものですよ。 |
クーパーSオリジナルスチールホイール 4.5Jです。タイヤはダンロップ145−SR-10にしました。ナットもオール新品を使い、最後にセンターCAPが付きます。 |
ダッシュのレザーもオリジナルに近い物を探すのは苦労します。ロアーライナーはオリジナル当時物なので生かしています。オリジナルのセンターメーターASSYにスミス当時物のタコメーター・26Rレプリカレザーステアリング MKIIIらしい雰囲気が出てきました。センターメーターの両サイドのダッシュライナーもレザー貼りがMKIIIのオリジナルです。コンセプトは完全オリジナルではなく、MKIII しかもクーパーSなので、ほとんどオリジナルでステアリング交換や運転席のみ70年代のバケットシートを付けて、大人のミニあそびを追求しているミニ乗りのクーパーSを追及しております。 |
一見おとなしいが、MKIIIのクーパーSは羊の皮をかぶったオオカミと言えよう。 |
運転席のバケットも70年代の味を出して張り替えましたが、実はコブラを一度ばらし、パイプで出来ている骨組を溶接で加工して背もたれを起こして乗りやすくしたものです。 |
グレイシャーホワイトのMKIIIクーパーSの完成も、間近になってまいりました。 |
いよいよ完成です。TEXドアーミラーを、当時の位置にこだわって取り付けました。ビス穴はナッターを埋めてあります。バンパー・オーバーライダーエンブレム等、すべてオリジナルにこだわりました。 |
バックスタイルです。上品でかっこ良いMKIIIクーパーS 外見はオリジナルそのものです。リバースランプはワイパックの当時物です。 |
シートにはビニールカバーが掛かっています。グレイシャーホワイト1色 ルーフを黒にしないほうが、よりMKIIIを強調します。MKIIIの色は、1色で似合うように考えられた色と聞きます。黒や白をルーフにペイントしても、今ひとつ似合わないのもそのせいでしょう。 |
エンジンルームも、オリジナルにこだわるところとクオリティーUPしているところは分けて考えて仕上げました。もちろん、ウルトライエロ−コードは外せません。クーリングファンはヘリテージの物に交換しました。 |
トランクルームでオリジナルのガソリンタンクが左右に付きます。タンクユニットは左側のみで、どちらを満タンにしても、左右が平均化するバランスタンクです。左右のタンクは、トランクフロアーの前方でパイプによってつながっています。 |
TEXドアーミラーは地味な感じもあるかもしれませんが、MKIII時代のオプションで今も作られている物で、メッキの台をつけると雰囲気が出せます。 |
大変美しいMKIIIの出現です。 |
シンプルなオリジナルインテリア スミスタコメーターは当時物・ステアリングは26Rレプリカ・13インチもレアー物になりました。 |
バックスタイルです。RC40・ツインBOX・マフラーASSYをNEWで交換。静かで早いクーパーSです。 |
上から見るミニは実に美しいシルエットだと思いませんか?しかし、このグレイシャーホワイトが売れてしまいました。買ってくれた方は、アレックで新車のキャブ最終をご購入いただいて以来14年間、MKIIIにこだわっていじってきた方ですが、このMKIIIを見て一目惚れされ即決。またしても最高の下取り車が入ってきました。 |
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