マークIIIミニ1000 日英333号車レストア記録

No.4

No.4

ピストンは+60、クランクシャフトも初めてのアンダーサイズに研磨され、ついでにフライホイール、プレッシャープレートクランクシャフト一体のダイナミックバランスをとる。T/MはB/g類、シフトフォーク、シンクロナイザーリング等全て交換。
Fサブフレームをレストア。エンジンが組み上がるのを待っている様子。
E/GはMKIIIMINI1000らしく黒にペイント組み込みが始まる。
一方ボディ担当メカはルーフライニングの張替、新品のルーフライニングはグレイでMKIII当時の裏が布の物が手に入った。
エンジンも組み上り、早くエンジンつけてくれ〜といっている様なE/Gルーム
ヘッドも完全O/Hバルブやバルブガイド交換、面研、ポートが75yMINI1000にしてはでかすぎるかな?
カムを27°にしたのでボアーUPと相性は良いはずだ。

ブレーキ配線も終り、新しいエンジンマウントの上出来上がったばかりのE/Gがデンと腰を下ろす。
『あー、ここが一番落ち着く』そんな事をいっているのではないでしょうか。C/Hハウジング、T/Mケースはブラスト処理をして、あえてアルミ地肌を出す。
各プレート類やペダルASSYも全てばらしてサンドブラストをかけてから耐油、耐熱塗料でペイント。
ペダルシャフトはグリスを塗って組む。
先にカーペットを付けてからペダルASSYを取付け。
レストアはミニ1台バラバラにするのに1日あればできますが、一つ一つ磨いたり、塗ったりで組み付は時間がかかります。
先日オーナーのイラストレーターの方緒氏が来店され、『そろそろ乗りくなったなー』とつくづくおっしゃっていましたが、ここで急いで仕上げるわけにもいかず『まぁ、ゆっくりやってくださいよ。』と機嫌よく帰っていった。
ルーフライニングも張り終わり、各ウェザーストリップで挟み込まれたMKIIIのグレーの天井。味がありますよね。もちろんその上には防音、断熱パットの分厚いのが入っています。雨音も静かになります。

エンジンルームをコツコツと仕上げております。ブレーキマスターO/H、クラッチマスターO/H、クラッチレリーズO/H、キャブレターはスピードシャフトとフロートバルブを交換しながらO/Hクーリングファンは曲がっていたので新しい物をつけた。
ラジエターは洗浄して使うが、ホース類はラジエター回り、ヒーター回り全て新しくホースを引き直す。ただいまディスビO/H中。
今日は日本計器にO/Hをお願いしていたメーターがかえってきた。O/H調整、オドメーターASSY交換と最近の市販のスピードメーターが買える位の費用がかかる。しかし、スミスのロゴの下に『MADE IN UK』と入っていて、その下にk/m表示、そして、100k/mから140k/mまでの横に赤いライン。

そうです、これが1975年前後のデイラー車の証である。スピードメーターは今でも売られているが、全く違う価値観があるので多少の出費でO/Hしても意味はあるのです。

われわれMINIの世界ではこういう事を『こだわる』といいます。こだわり間違えないように気をつけてください。

と色々コメントしながら、遅れをカバーしているアレックでした。方緒さんもう少し辛抱ね。しかし、ロングオーナーの方緒氏、雨や真夏日が続くと、涼しくなったらすぐに乗りたいと思っている今日この頃だと思う。

配線の引き直し及び各コネクターやS/W類の整理も終りクラッシュパットを取付け、S/Wパネルが取付けられた75〜76年は右がライトS/W、左がワイパーS/W、中央がウィンドウォッシャーのポンプ式S/W、左側の端がチョークで右がヒーターである。

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