アレックがレストアを始めたのは、26年ぐらい前の事です。
ミニ以外で、レストアした事のある車は、FiAT500 サンビーム アルパイン、バンプラ等のAD016 トライアンフTR3、MGミゼット カニメ、サンビームインプ等色々しました。色々な車をレストアするたびにMINIの良さもあらためて確認することも多かった様に思います。もちろん台数を重ねれば重ねるほど、より早く、より確かに、より綺麗にレストア出来る様になる訳です。
フルレストアの作業は、ボディを完全に裸にします。もちろん配線やビス1本も残さず取り外します。
そして、オールハクリをし、クサリ等を見つけ出します。特にRフレームのつけ根や、トランクの中、フロアー、ポケットの中等、ミニの腐りやすい所を重点的に交換できるボディパーツは当時のボディ製造工程に忠実に再現し、スポット溶接の位置や数にも気を使っています。ですから、フロントパネルや、フロントフェンダー等を交換すると一目でわかりますが、アレックで交換した車は、わからないほど自然なのです。ステップ等は,新車の時とまったく同じに取り替えます。この一つ一つの板金の方法、つまりミニを知り尽くしているからこそ、手は抜けない重要な部分なのです。その積み重ねしだいで、完成時のパッと見て良い仕上がりというものが始めて生まれるのです。
アレックのレストアに関するポリシー
この写真をご覧下さい。 |
がらんどうなエンジンルーム、組み込みを待つ姿は何年式であろうと同じです。新たな価値と生命を与えることには何の変わりもないのです。 |
モーリスクーパーS MKIです。大切に乗ってもらえる様に心を込めて手作りしております。 |
MINIの価値って何でしょう?値段、お金の掛け方、仕上げの良さ、レアパーツの数、手に入らないものが付いて当時のカタログデータの性能が出てる、オリジナルの内装が程度良い、オリジナルボディ、どれも大切だと思いますが、やはり一番はオーナーの気持ちだと思います。あなたが最も気に入っていただければ、それが世界に1台だけの最高のMINIといえます。大切に永く乗り続けて下さい。 |
レストア記録
マークIIIミニ1000 日英333号車 |
12年乗ったのでボディーリフレッシュ |
スライドガラス回り |
91y 1.3 キャブクーパー |
フロントガラスの下に腐食発見!バンパーを外したらボロボロ? 1999年式 |
ドアーにレストア「部分交換」 |
70y MKIII クーパーS グレイシャーホワイト |
両ドアー交換をした99yモデル |
くさったドアを切り継ぎ鈑金 |
フロントガラス回りの腐れ |
MKII レストア済みボディ・・・OEWペイント済み |
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FパネルASSY・FガラスパネルASSY・左右Fフェンダー・左右インナーフェンダー・クオーターパネルASSY・ |
バックパネルASSY交換済みです。 |
これを母体にMKIIクーパーSの新車を作ろうと思っています。もちろんオーナーはアレック! 実はこのボディーは、MKIIクーパーS ディーラー物のボディーなんです。 |
アレック1Fの奥の上のリフトで保管中です。 時期をみて組み上げる予定です。 |